Googleの最新スマートフォン「Pixel 10」および一部の「Pixel 9」で、アプリが次々強制終了して端末が「ほぼ操作不能」になる深刻な不具合が発生しました。Phone Arenaが伝えました。
症状は、アプリを開いても即クラッシュ/ハングしてしまうもので、Pixel 10系での報告が目立ち、一部のPixel 9でも同様の事例が確認されました。内部では複数チームが緊急対応に当たり、原因はGoogle Play services絡みの不具合が有力視されています。
XではAndroid情報で知られるArtem Russakovskii氏が、修正はサーバー側で実施済みで、社内でポストモーテム(事後検証)を行う見込みだと説明しています。同氏によると、別件として報告があるAndroid System Intelligenceの問題は継続対応中です。
今回の障害は、10月の月例アップデート提供期と重なって広がり、Android系メディアや掲示板で多数の報告が相次ぎました。
現在はGoogleがサーバー側の更新で解消したようで、端末側での操作不要で問題が沈静化したようです。もし依然として挙動が不安定な場合は、端末の再起動で改善するケースがあるとされています。
Alright, got confirmation that the Pixel crashing/hanging apps fix is server-side. There will be a post-mortem within Google, but I’m not sure if it will be made public. Incidents like this one cannot happen again.
The Android System Intelligence issue is still being worked on.
— Artem Russakovskii (@ArtemR) October 13, 2025