投書箱.jpや価格.comでARROWS Z ISW11Fの発熱や低温ヤケドを訴える投稿が何件かあったようですが、ついに訴訟を考えるユーザーまで現れました。
スマートフォン不具合速報によると、価格.comのユーザー アベヒロシ風さんはARROWS Z ISW11Fによる低温火傷を経験し、その火傷した部位の写真をアップロード(筆者注:閲覧注意)。
症状は、本人の投稿によると就寝中に発生し、「消費者庁に診断書が必要だといわれたので診断書もあります『左前腕第二度熱傷』」であるとのこと。
さらに2度の修理後も、アプリが落ちたり着信ができない、データが消えるといった不具合に悩まされ、同ユーザーは訴訟も検討。後に「国民生活センターに相談後、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)とAUが合同調査することに」なり、機体を預けたそうです。
その後の進展が書かれていないのは残念なところです。
ISW11FはWiMAXモジュールに問題があること、防水仕様でありながら排熱などが考慮されていないことから、こうした発熱問題が起きています。高速通信が必要でない場合はWiMAXを切る、就寝前にARROWS Zを身体から離しておく、異常な熱を感じたら電源を切る、Temp+CPU V2などのアプリで温度上昇に異常が無いかをチェックする、といったことを心がけると、低温火傷のような被害から少しでも身を守ることができると思います。
情報元:スマートフォン不具合速報