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Chromecast、SHIELD、Nexus7(2013)など気になるガジェットが続々と分解される

 日本ではまだ販売されていない魅力的なガジェットの分解画像が、分解・修理の情報で有名な iFixit に掲載されています。

Chromecast

 35ドルという価格で話題を呼んだスティック型のデバイスで、リビングルームにある大画面のテレビで Youtube や Netflix の動画を楽しめます。

 

  • Marvell DE300-A1 チップセット(オレンジ色の枠)
  • Micron 2GB NAND フラッシュメモリ(黄色の枠)
  • Micron D9PXV 512MB DDR3L SDRAM (緑色の枠)
 シンプルな構成で最低限のモジュールのみが組み込まれている印象です。35ドルで販売されていることにもうなずけますね。
 

NVIDIA SHIELD

 NVIDIA が設計・販売を行うポータブルゲーム機。Android OS を搭載すると共に同社製の最新チップセットである Tegra4 を搭載しています。

  • NVIDIA Tegra 4(赤色の枠)
  • SK Hynix 512MB DDR3 SDRAM * 4 合計2GB(緑色の枠)
  • SAMSUNG eMMC 内蔵フラッシュメモリ(オレンジ色の枠)
  • Realtek AL5639 マイクロオーディオコントローラ(ピンク色の枠)

 こちらは、基板上に必要なモジュールがビッシリと配置されています。パソコン向けのパーツでは「蟹」の名前で知られる Realtek 社製の部品が組み込まれているのが興味深いです。

 内蔵されるバッテリーの容量は 7350mAh と大容量。PC顔負けのポータブルゲーム機は巨大なバッテリーで実現されているようですね。

Nexus7 (2013)

 Nexus7(2012) は NVIDIA 製の Tegra3 プロセッサを採用していましたが、今回は QUALCOMM 製の Snapdragon S4 を採用、メモリの容量も2倍になり順当な進化を遂げています。

  • QUALCOMM Snapdragon S4 Pro APQ8064(赤色の枠)
  • ELPIDA 512MB DDR3L SDRAM * 4 合計2GB(オレンジ色の枠)
  • SK Hynix NANDフラッシュメモリ16GB(ピンク色の枠)
  • QUALCOMM Atheros WCN3660 Wi-Fi/Bluetooth モジュール(青色の枠)

 前モデルと比べ、動作電圧の低いメモリが採用され消費電力の低下に貢献。また、高速充電を実現する QUALCOMM製のバッテリマネジメントIC(写真黒枠)も搭載されています。

 いかがでしたでしょうか?実装されている基板を見ると、スペックシートだけではわからない細やかな仕様が見えてきてとても面白いですね。

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