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日本のジブリファンが「バルス待機中」――ウォールストリートジャーナル報じる

 日本のジブリファンは、魔法の呪文「バルス(balus)」を唱えるため、金曜日の夜に向けて準備中であると、海外大手メディア「ウォール・ストリート・ジャーナル」が報じました。

 同メディアは「バルス」という呪文が、劇場用アニメーション「天空の城ラピュタ」の中で、115分頃に発せられる言葉であることを解説。2011年には、新年を祝う「あけおめ」の33388ツイートに次いで、日本のジブリファンたちが秒速25088ツイートで「バルス」を投稿するという、驚異的な記録を打ち立てたことを紹介しました。

 これにあわせて「バルス」を簡単に投稿できるボタンを備えたニコニコ生放送の特設ページが準備中であるとも紹介しており、日本特有の奇妙な現象が、海外からも奇異の目で注視されているのがよくわかりますね。ちなみに同ページではスタジオジブリのプロデューサー 鈴木敏夫さんが実況放送を行う模様です。

 今回の再放送は、宮崎駿監督の最新作「風立ちぬ」が公開されたことに連動したもの。「天空の城ラピュタ」は、同監督が初めて「原作のないアニメ映画」として挑戦し、1986年に公開された、ラピュタ王家の飛行石を巡る、少年パズーと少女シータの冒険活劇です。

 本日の21時から23時34分まで、日本テレビの「金曜ロードSHOW」の枠内で放送されます。問題のバルスが放送されるであろう時間は、おそらく23時21分頃ではないかといわれています。今夜のその時間は、Twitterで日本特有の「祭り」が繰り広げられることになりそうです。

情報元:THE WALL STREET JOURNAL

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