KDDIは、かねてより予告していたHTCの新型機種「HTC J Butterfly HTL23」を正式発表しました。
日本市場向け特化のau限定モデル第4弾となり、IPX7の防水に対応。HTC One M8同様のデュオカメラを搭載していますが、UltraPixelではない1300万画素のカメラと、200万画素のカメラの構成に。人間の目のように奥行きを検知することで、撮影後でも自在にフォーカス選択できる「UFocus」や、立体効果を演出する「3次元効果」を適用可能。国内最大級となる500万画素のフロントカメラをあわせ、計3つのカメラを搭載することに。
カラーバリエーションはルージュ、キャンバス、インディゴの計3色。
通信は「キャリアアグリゲーション」と「WiMAX 2+」に対応。グローバルモデルに比べて若干寸法は厚く、バッテリー容量は微増、重量も微減。他社向け・海外版に比して性能等が劣るのが恒例だったau向けのマイナーチェンジモデルとしては珍しく、ごくわずかながら軽量化やバッテリー容量増加が行われています。夏モデル発表会からずいぶん引っ張ったとはいえ、これには大きな拍手を送りたいところ。
SoC | Qualcomm Snapdragon 801 MSM8974AC/2.5GHz(クアッドコア) |
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ディスプレイ | 5.0インチ SuperLCD3, Full HD |
実行用メモリ | 2 GB |
ストレージ | 32 GB |
カメラ | 背面:Duo Camera 1300万画素CMOS+200万画素CMOS, 前面:500万画素, 広角レンズ |
電池 | 2700mAh |
OS | Android 4.4 KitKat, HTC Sense |
寸法 | 145 x 70 x 10mm, 重量156g |
その他 | おサイフ, NFC/FeliCa, 赤外線, 防水防塵, nanoSIM |
デュアルフロントステレオスピーカーは健在。ハイレゾ音源にも対応しており、これを活かすための「JBL ハイパフォーマンス インイヤー ヘッドフォン」が付属するなど、エンタメ要素を訴求していくことが伺えます。
au公式アクセサリーとして各種通知を閉じたまま確認できるおしゃれな「ドットビューケース」が別売りされます。ちなみにオレンジのドットビューカバーがau限定となるそうです。
発売は8月下旬以降となります。高い評価を得ていたHTC J Butterfly系統の最新機種だけに、気になるところです。
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