海外ブログ「Android Police」は、GoogleがAndroidへのマルチウィンドウ機能の実装を検討していると伝えました。
GoogleはAndroidに画面分割の隠しAPIを仕込んでいることが、3月に伝えられていましたが、これはあくまでSuperuser権限が必要であったり、実行してもうまくいかないなど、実験的なものでした。今回の情報はより踏み込んだものとなっています。
同ブログの伝えるところによれば、アプリ起動タブから、並べたいアプリをスワイプすることで、2つのアプリを並べることができるようです。
また、ウィンドウの比率も変更可能。片方を75%、もう片方を25%にするなど、便利な使い方ができるようです。このような機能は、SamsungのGALAXYシリーズ、MicrosoftのWindows 8 / 8.1に実装されている機能に似ています。
マルチウィンドウを利用中でも、Google Nowをボイスコマンドで起動することも可能。フォーカスされていないウィンドウ側にGoogleNowが出現するのだとか。さらにアプリ間での情報の引き渡しも検討されているようで、画像やテキストをドラッグすることで、ウィンドウ間の移動ができるようです。
これらはあくまでもGoogleが開発中の情報を、Android Policeが伝えたに過ぎず、Android Lに実装されるかどうかなどのリリース時期は定かではありません。しかし、もし導入されれば非常にAndroid端末の利用が便利になりそうで、期待したい情報です。