Justsystemは、ATOKに最新バージョン 1.0.2のアップデート配信を開始しました。
新機能としては、iPhone 6 Plusでテンキーキーボードの左寄せ・右寄せを記憶し、次回の文字入力時も同じ配置で行えるように。
修正項目としては、iPhone 6/iPhone 6 Plusの高解像度に非対応のアプリでキーボードを表示した際、表示がおかしい現象を改善。さらに一部アプリで候補表示ができないバグも修正したとのこと。
筆者はATOKのユーザーで、ATOK for Androidのリリース(厳密には販売前にプリインされたREGZA Phone T-01Cの発売)と同時に、Androidへと本格的にスイッチしています。iPhoneはこれまでOSの制約により、キーボードとして全てのアプリで使えるATOKは存在しませんでしたから、iOS 8のキーボード解禁発表から、iOS対応版の登場はずっと待っていました。
しかし実際にリリースされた待望のATOK for iOSは、結構バグが多く、描画の乱れ(下の画像参照)や、文字入力不可となりOS再起動を要する場面に、よく遭遇します。特にキーボードが「はみ出る」バグにはかなり困りました。こうした完成度の低さは、開発期間が短いため、仕方がない面はあります。
この「はみ出る」バグについては、筆者の環境では無事修正されているのが確認できました。
あまり出来の良くないiOS標準IMEにも見飽きたので、ATOKを応援する意味も込めて、今後もATOKを使っていこうと思っています。ATOK for Androidも、初期はあまり出来が良くなかったですし、気長に見守っていきたいところです。