中国大手PCメーカーLenovoは、公式サイトに「レノボの『よりクリーンかつ安心なPC』へのお約束」と題する声明を掲載しました。
これはアドウェア・マルウェアであるSuperfish Visual Discoveryが、2014年9月以降出荷の一部PCにプリインストールされていた問題に対する声明。英語版公式サイトに続き、日本語版にも掲載されています。
先週に起きた出来事により、私たちは「お客様のエクスペリエンス、セキュリティー、プライバシーこそ、私たちの最優先課題である」という原則を改めて強く認識しています。これを念頭に、私たちはプリインストール・アプリケーションの数を大きく減らす予定です。私たちのゴールは明らかです―「よりクリーンかつ安心なPC」を提供するリーダーとなることです。
Superfish問題を反省し、「アドウェア」や「ブロートウェア」を排除するという宣言です。
このためにWindows 10搭載製品が登場する頃には、OSとハードウェア動作に必要最小限のソフトウェア、セキュリティー、Lenovo純正アプリのみにプリインストールアプリを留めるとのこと。
Lenovoは本件について世界中のユーザーから徹底的に批判されましたが、製品を利用するユーザーとしては結果として良かったとも言えそうです。