iPhone 6 / 6 Plusを最新のソフトウェアであるiOS 8.3、キャリアバージョン19.1にアップデートすると、VoLTEが利用可能になるのは以前お伝えした通り。
しかしアップデートによって圏外になったという症状が複数Twitter上に報告されています。この報告はauに集中しています。
iOS8.3に上げたら電波つかまなくなった…au6+ pic.twitter.com/VAU7Z6fkL7
— 事務員 (@dameyo_kotori) 2015, 4月 8
iOS 8.3 beta 4 のまま、キャリアアップデートしてKDDI 19.1 にしたら圏外になって通信できない。 pic.twitter.com/TOuC0Zxkd8
— モモタドン (@momota_don) 2015, 4月 8
au公式はアップデート完了後は、10秒以上待ってから再起動を行うようにアナウンスしているため、再起動により症状が改善される場合もあるようです。
昔から、電波が悪くなった時に試すべきなのは、機内モードです。一度あらゆる電波を掴むことを端末に諦めさせた上で、もう一度電波を掴ませます。不出来な端末を使う上では鉄板の方法でした。
しかしau VoLTEを利用時のみ、圏外になった場合の復帰が異様に遅いことがわかりました。動画で上げてみたのでご確認下さい。確認したのはSIMフリー版iPhone 6とauのSIMカード(iPhone 5s契約、ネットワーク設定オプション適用済み)。
4Gをデータ通信利用(=VoLTEオフ)の場合、圏内・LTEデータ通信への復帰は6秒程度。いたって普通です。しかし4Gを音声通話+データ通信利用(=VoLTEオン)の場合、圏内復帰に1~2分以上の時間が必要になります。動画では1分23秒かかっています。
まだ未検証ですが、地下などのエリア外で圏外となった場合もこのような症状が起きる可能性もあります。3Gに繋がらないというデメリットを考えても、音声通話をほとんど使わないユーザーは、しばらくVoLTEオフで運用するのも手だと思います。