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開発者に訊く:腕時計「wena wrist」が作る未来。デザインのこだわりからおサイフケータイの挙動まで

最注目プロダクトwena wristに迫る

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 「おサイフケータイを内蔵した腕時計が、ソニーから登場する」──。新しい腕時計デバイス「wena wrist(ウェナ リスト)」の発表は、大きな話題となりました。

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 独ベルリンで開催された国際エレクトロニクスショーIFA2015にて、ソニーの平井一夫社長が腕に「wena wrist」を装着して登場したほか、海外ガジェットブログ「Trusted Reviews」の賞を獲得するなど、国外でも注目の的でした。

 しかし製品に対する期待と好奇心が膨れ上がると同時に、いくつかの疑問もわきあがってきました。

 そこでソニーさんより、開発チームの皆さんに取材する機会をいただき、ちょっと聞きづらいことも含めてインタビューさせていただきました。(聞き手はきもば・rironriron)

開発者インタビュー

wena wristはこうして生まれた

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(wenaプロジェクトリーダーの對馬さん))

―――どのようなきっかけでこの製品を思いついたのでしょうか。

對馬さん:学生時代からのアイデアだったんですが、自分は腕時計も好きですが、それよりもスマートウォッチやスマートバンドを含めたガジェットが大好きな、いわゆる「ガジェヲタ(ガジェットオタク)」で。

 しかし、腕は2本しかありません。腕時計もスマートウォッチも2つ付けていると、目立ってしまいます。そこで、自然なスタイルとして1つで済むようにしたかったのがきっかけです。

―――なるほど、その点は非常によくわかります。私達も同じです。(腕のMoto 360、SmartWatch SW3、G-SHOCK、Apple Watchを見せつつ…)  製品開発までの経緯をお訊かせ下さい。

對馬さん:ソニー入社から3ヶ月間に「好きなものを作って良い」という研修があり、学生時代のアイデアであるwena wristをそこで作ることにしました。まずはCADでデータを作成し、研修で試作品を作製した後の段取りがわからなかったので、昼休みを使っていろんな人にプレゼンすることにしました。プレゼンの過程で、問題点を洗い出すという作業を、50人ほど繰り返し、ブラッシュアップ。結果としてプレゼン資料の補足スライドは200枚ほどになり、穴のないものになってきました。

 それと同時期、ソニー社内の新規事業創出部ができたので、プログラムに応募するため、同期から仲間を募集。約150組の応募の中から勝ち抜いて、今ここにいます。

※新規事業創出部のプログラムは、ソニーの事業領域にない製品をスピーディーに出していくことを目的として誕生。3ヶ月に1回の頻度でオーディションを開催しており、wena wrist は第2回目の合格組だそうです。

“wena”が描く、未来とは

―――想定するターゲット層は?ソニー内の一部製品と競合しているようにも。

對馬さん:ソニーの時計製品としては、これで3種類あります。まず、SmartWatchシリーズの位置付けは、ガジェットが好きな人向け。次いでFES Watchは、ファッションに特化。そしてwena wristは、ちょうど両者の中間になります。アナログ時計としての美しさを保ちつつ、機能を追加したい……そういうコンセプトが刺さる人を狙って行きたいと考えています。

―――これから切り拓く未来、ビジョンについて。

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對馬さん:まず「wena wrist」については、バンドだけで機能が完結しています。新しいものが出たらバンドだけ交換すればいいわけです。文字盤も交換可能なので、将来的にはスイスなどの様々な時計ブランドや、服飾ブランドともコラボしたいと思っています。

 今回、機能を「ログ」「おサイフ」「通知」の3つに厳選しています。これは「できるだけ持ち物を減らしたい」という世界観に基いています。専用の活動ロガーをつけたくない、ポケット内の財布をなくしたい、スマホを取り出す頻度を減らしたい……ひとつの腕時計で身軽になれたらいいな、という想いです。

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 今後の製品も新しい機能を追加する時は、「荷物を減らす」という観点に立つつもりです。

 常に持ち歩くものは財布・ケータイ・鍵・時計です。昔はデジカメ・ゲーム機もありましたが、今はスマホである程度は代用できます。同じように、財布や鍵も時計に統合されるのではないかと思っています。スマートロックの製品というのは、今はいちいちスマホやスマートウォッチのアプリを立ち上げて操作する必要がありますが、これを腕時計でワンボタンで簡単にやれたら最高だろうなと。そういった展望も持っています。

―――荷物を減らすという世界観にはとても共感しますね。(大量のガジェットをチラ見せしつつ…)

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對馬さん:僕もガジェットが大好きで、たとえばネックストラップ型のヘッドセットだけでも5個ぐらいぐらいあったりします(笑)

 ”wena”についてですが、これは”Wear Electronics Naturally”から来ており、人々にもっと自然にウェアラブルデバイスを付けて欲しいという願いが込められています。今は腕時計型ですが、今後は様々な形を提案したいと思っています。

技術的課題への”挑戦”

 ―――かつてApple社の「iPhone 4」などで起きた問題ですが、金属筐体をアンテナとして使っているのであれば、人体の接触によって電波感度が下がったりしないのでしょうか。この点について、苦労や工夫などはありましたか。

對馬さん:かなり良い質問ですね、実はとても苦労しているところです。まだ厳しいところはあるのですが、普通に装着していると、人体に触れるのが裏面になります。ここにはアンテナが通っていませんので、影響は少ないかなと。まだ懸念事項はありますので、試験を繰り返す必要はあります。オール金属というのはこだわりたい部分のひとつなので、是非実現させたいところですね。

―――なるほど。人体側に触れるのが裏側だからという点について、裏側も金属ですよね?結局金属同士接しているので、それで感度の問題がクリアできているのですか?

對馬さん:こんな話を取材の人にするのはすまほん!!さんが初めてなんですけど(笑)ここにベロのような樹脂部品がありますよね。腕に触れるパーツと本体パーツが当たっているように見えるのですが、実はこの部品で絶縁してます。導通しないよう工夫を施すことで電波干渉が起きにくいようにしています。

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 信頼性を高めるために、従来の時計のバンド構造をベースとしつつ、ピース間の絶縁が上手くいくように工夫しています。

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 他にも苦労した点としては、このサイズでの防水の実現です。開発チームのメカ担当の方に、Xperiaシリーズの開発を長く経験し、防水設計を含めて担当していた方が居るおかげで実現できています。

―――確かに防水対応は流石ですね。軽くシャワーを浴びる程度なら装着したままでよいというのは助かります。腕時計と電子機器は防水規格が異なりますが、その点は。

對馬さん:防水基準については別れており、バンドはガジェットとしてIPX5 / IPX7を目処に開発中で、ヘッド部分は時計として3気圧防水となっています。

―――クレードルで充電と伺っていますが、接点は。USB、ワイヤレス充電?

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(くぼみの部分が充電用接点)

對馬さん:無接点のワイヤレス充電もよかったのですが、オール金属の筐体を目指す上で難しいと判断しました。充電用の接点は、かなり目立たないように位置・形状を工夫しています。

 この端子に合う充電器はクリップ形状の小型のものを検討中で、microUSBにクリップ端子を装着するような形になるかもしれません。

―――充電器が噛まなかった場合、ショートの心配などは。

對馬さん:逆差しを含めて回路による対策を施しています。

気になる”おサイフケータイ”機能と、Android未対応の真相

―――FeliCaの挙動について。決済は「オフライン」や「母艦なし」でも可能かどうか。

對馬さん:wena wristのFeliCaと、母艦となるスマートフォンの間で、Bluetooth接続する形となります。もし母艦がオフラインでも、Bluetooth接続が切れていても、wena wristのFeliCaに残高があれば決済可能です。

―――ちょうどおサイフケータイジャケットのようなものですね。また、フィーチャーフォン等は、電池切れでもFeliCaの決済機能は維持できますが、その点は考慮していますか。

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對馬さん:普通の携帯電話機のおサイフケータイでも、電池切れ後もしばらくは残存電力で稼働させていますし、そういう電源制御も可能です。しかしwena wristはバッテリー容量が小さいことと、そもそも小さいながらも一週間電池が持ちますので、その点は考慮していません。

―――おサイフケータイといえば改札を通るイメージがありますが、Suica未対応となっている理由は。今後の対応予定は。

對馬さん:フェリカネットワークスさんのシステムを利用して、iOS専用の「おサイフリンク」アプリによっておサイフ機能を実現しています。このアプリがSuicaに対応していないためです。ログと通知はwena専用アプリから設定できるのですが、おサイフケータイへのチャージは別途「おサイフリンク」アプリを利用することになります。

 また、Suicaはアンテナ特性に厳しい制約があり、検証が必要です。この検証とアプリ対応をクリアする必要があります。

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―――「おサイフリンク」がAndroid向けに提供されていないというのはわかったのですが、それでもログや通知機能のためにXperiaとの連携を望む、熱い声もあるかと思います。現時点でAndroid非対応とした理由は。

對馬さん:もちろんこの状況はなんとか解決したいと思っていますが、限られた人数で進めているプロジェクトなので、まずはメインとなるアプリからしっかりと作りこみたいと考えています。

―――確かにMVNOの格安スマホはおサイフ非対応機種も多く、やはりAndroidで全機能使いたい気持ちも強いです。おサイフケータイ対応が不透明な現状でも、仮に私がAndroid端末しか持っていなかったら、「それでもwena wristを使いたい!」と言うと思います。

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對馬さん:実は僕もAndroidユーザーなので同じ気持ちです。本当は熱望しています。wena専用のアプリで制御できる通知機能とログ機能だけでもAndroid対応したく、現在検討中です。

―――FeliCaチップはNFCも兼ねたタイプか。ワンタッチペアリングは可能か。

對馬さん:採用しているFeliCaチップはType Fのみ対応のもの。そもそも現在、iOS側がワンタッチペアリング非対応なので、不可能となります。

―――海外展開の予定は。あるとすればNFC決済は。

對馬さん:現時点で具体的な予定はありませんが、僕たちのやりたいこととして、ロードマップの中には組み込んでいます。海外では、欧州にてVisaの「payWave(ペイウェーブ)」やMasterCardの「PayPass(ペイパス)」の普及が進んでおり、対応したいと考えているところです。タイミングを適切に見極めながら検討していきます。

―――SmartWatchシリーズは、ソニーやauの販路で販売されていますが、何か検討されていることは。

對馬さん:今の時点では一般販売の販路については具体的なことは言えませんが、開発チームとして、製品がどこに置かれているのが相応しいのか、wenaブランドとして置いてあるべきところで販売したいという考えはあります。

“腕時計”としてのこだわり

―――汎用のバンド規格であれば、慣れ親しんだ時計(文字盤部分)を使い続けることができるのでは。

對馬さん:ヘッドの根本は22ミリのバンド幅で、汎用ピンのため、付けられる場合もあります。ヘッド側の構造によっては付けられなかったり、傷が付いてしまったりということもありえます。そのような好きな時計と組み合わせたいという、お客さんのニーズにも、何かしらの形で応えたいと思っています。ハックして使うようなこだわりのあるお客さんにもぜひとも使っていただきたいと考えています。

なおヘッド部分の文字盤のデザインはソニー、製造と設計はシチズンさんです。デザインをしている人は、かつて時計メーカーで数々のデザインに携わった経験のある人なので、基本的な腕時計としての装着感や重量感にもこだわっています。

―――時計の針が背景に近い色になっていますが、もう少し見やすい方がよいのでは。

對馬さん:まだ最終仕様ではないため、試作を通して、これからさらに調整を進めていきます。昼や夜、照明の具合によっても見え方が違うので、難しいところではありますが、「カッコ良さ」と「視認性」の絶妙なバランスを追究したいです。

目指したのは”自然な見た目”、でもよく見ると”違う”

―――これまでスマートウォッチとしての機能、バンド部分に関する質問を中心に行ってきたのですが、ヘッド部分など、デザインの部分についてお訊かせ下さい。

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(お話していただいたwenaプロジェクトメンバー:左から、メカ担当の青野さん、デザイン担当の森本さん、リーダーの對馬さん)

森本さん(デザイナー):コンセプトは”Wear Electronics Naturally”。つまり自然に身につけてもらうことです。そのためには従来の時計が育んできたデザインを踏襲しつつ、モダンなデザインを取り入れることにしました。

 ヘッド部分は一見、フラットに見えますが、実はパーツが切り分かれています。例えば、普通の腕時計は円筒形の胴とベルト部分にのびる脚が一体になっているのですが、wena wristは時計のヘッドの胴と脚が別体になっています。これによって胴のヘアライン加工が脚の付け根にも、隅々まで行えるので、継ぎ目のない仕上げを実現しています。普通の時計でありながら構造的には新しいものとなっています。

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 こうした「一見フラットだが、実は凝っている」という趣向のこだわりは、文字盤にも取り入れています。

 周りに数字の振ってあるリングがありますが、これもよく見ると、目盛りは印刷ではなく、スリット(切れ込み)となっています。クロノグラフも同様です。試作機ではまだそうなっていませんが、真ん中のダイヤルもそのようにするつもりです。

 3針モデルは、工夫する余地が少なく、単調になりがちです。そこで文字盤の周縁部分を持ち上げて「お盆形状」にすることで、単調さを防いでいます。

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 グレーは周囲に馴染む、ニュートラルな色です。ステンレスとカラーリングを調和させています。

 Premium Blackモデルに関しては、全てを黒基調で統一し、フラットさを表現しています。

 製品版では、竜頭や裏蓋は落ち着いたマット仕様になる予定です。

 バンド部分のLEDスリットは、さりげない通知を実現しながら、同時に電波を通すアンテナとしての役割を果たしています。

 また、他メーカーにもありますが、バンドの側面だけヘアライン加工でなくミラー加工にし、肌を映り込ませるむことで、厚さが目立たないように工夫しています。

 できるだけシンプルでありながら、時計のデザイン言語を邪魔せず、機能美も備えた、個性あるデザインに仕上げています。

―――単にシンプルという印象を受けてましたが、細かい部分にもよく技巧が凝らされているのですね。

對馬さん:ぱっと見は普通の腕時計、よく見るとこだわっていて面白い、そこが伝わるといいなと思っています。

青野さん(メカ担当):シンプルに見せるという意味で、バンド部分にもこだわっています。バンドのコマ(ピース)のサイズを、大きいコマ、小さいコマという具合に、交互に連続して、シンメトリーに並べています。実はこの大きいコマの部分にバッテリーを格納しています。

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森本さん:また、基板を配置するにはスペースも必要です。人間の腕の断面は楕円形なので、パーツを広く取れるのは天面か底面になります。このため、なだらかな底面、つまりバックル部分の最大サイズのパーツに基板を配置しています。本来はバンド開閉のため使用するパーツを他の用途に使っているわけですから、開閉機構は隣のパーツがその役目を果たします。

青野さん:ひとつひとつのコマの大きさによって装着感が変わってきます。コマのカーブも大きくとっています。

森本さん:コマのカーブがコンマ0.1づつ異なるものをいくつも試作、削ったりして、どれが良いか検討しました。基板の入っている最大のパーツは特にラウンドを大きめにとっています。

―――通常、腕時計のサイズを腕に合わせる場合、バンドのコマを抜いたりして長さを調節します。wena wristの場合は長さをどのように調節しているのか。

青野さん:通常の腕時計ならバックル付近のコマで調節しますが、そこにはバッテリーを格納しています。なのでwena wristの場合は、ヘッドに近い側のコマ(エンドピース)を変更することで調節します。エンドピースは2種類、長さは6段階。

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對馬さん:電池と基板を結ぶ配線は、曲げた時の耐性への不安や、防水性能の問題が出てきます。これらの問題を一挙に解決する技術を用いており、これについては特許出願済みです。

―――どのような特許なのか。先行して出願されているはずなので、私たちが後から出願しても通らないはずなので、せめてヒントだけでも。

對馬さん:構造としては昔のスライド式ケータイを参考にしていて、フレキケーブルに余分を持たせています。

―――なるほど、大きいコマにだけバッテリーが入っているということと整合性が取れますので、つまり小さいコマに……!昔の携帯電話だと樹脂で埋める防水方式もありましたが。

對馬さん:ここまで細かくお話出来て楽しいです(笑)小型化・薄型のために全部樹脂で埋める方式は取っていません。分解可能な状態です。

青野さん:普通の時計からちょっとだけ味付けを変えたような構造にしています。基本的には信頼性の観点から、腕時計をかなり踏襲しているのですが、中身の配線だとか、アンテナの絶縁についてであったりとか、新たな取り組みをいくつも取り入れています。

對馬さん:研修で作った初代と比べると、全く別物です。

―――他に、まだ話していないこだわりなどありますか?

對馬さん:バックルのスリットにLEDがあるのですが、実はここのLEDはフルカラー1つと・白3つの計4つ構成となっています。

 フルカラーLEDのは通知用。3つの白色LEDは、電池残量を3段階で示したり、活動量の目標値に対する達成度を棒グラフのように表示するといった用途を想定しています。

やっぱり、「おサイフ」対応には期待度高し

―――そもそも、なぜソニーがクラウドファンディングを?

對馬さん:資金集めというよりは、テストマーケティングの一環として考えています。本当に購入する、ユーザーの生の声を聞くこともできます。

 ちなみに、おサイフ機能が使えなくても、Android用に欲しいですか?

―――私は欲しいですね。やはり「おサイフケータイ内蔵の腕時計」という点にインパクトがあり、強く惹かれたということもあったので、もちろん対応への淡い期待を抱きつつ……にはなりますけどね。おサイフケータイ無しのAndroid端末と繋いで使ってみたいです。

對馬さん:そう言っていただき、嬉しいです。仮におサイフケータイありのスマートフォンでも、「ポケットから取り出す」という手間は変わっていません。この手間を考えると、腕をかざすだけで決済できるwena wristは、FeliCaの有無に関わらずスマホユーザーにも需要があるとも思っています。

バンド単体販売は?

―――バンド単体の販売は。

對馬さん:検討中です。何らかの形で提供できると良いなとは思っていて、工夫も考えている段階。楽しみにして欲しいと思います。

―――ということは、様々なブランドとコラボをするにしても、デザイン調整が入ることに?

對馬さん:検討中のコラボレーションにしても、違和感のないように、バンド側のヘアラインを合わせたり、逆にコラボ先にデザインを合わせてもらうこともありえます。

最後に、読者の皆さんに伝えたい事を!

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(開発プロジェクトチームの皆さん)

對馬さん:いまだにiPhone 4などの古い端末を使っている人を見かけることがあります。愛着があるのはとてもいいことですが、最新のアップデートについていけないという点では悲しい部分もあります。ガジェットも、財布・万年筆のように永く使えるものになって欲しいという想いがあります。バンドを最新のものに交換すれば、新しい機能にアップデートできるので、愛着を持って永く使ってもらえたら、開発者として最高に嬉しいです!

(取材協力:ソニー広報部、wena開発プロジェクトチームの皆さん)

wena wristのクラウドファンディング支援は、First Flightより行えます。
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