auおよびドコモのネットワークを利用するmineoは、au回線用のAプランとドコモ回線用のDプランを提供しています。そのいずれも利用できるマルチキャリア対応端末として、富士通製「arrows M02」が正式発表されました。
また、auプラン用モバイルWi-Fiルーターとして富士通製「SI-LA(SILA01)」が、そしてドコモプラン用モバイルWi-FiルーターとしてNEC製「Aterm(MR04LN)」も発表されました。これら3機種は11月上旬に料金・価格等を発表予定。
今回の発表の目玉はau VoLTE対応SIMの提供開始の発表です。
これまでmineoが提供するSIMカードでは、VoLTE対応のAndroidスマートフォンを正常に利用することが出来ませんでした。これはMNOであるKDDIが、従来のSIMカードと互換性のないVoLTE用のSIMカードを導入したたため。
今回のau VoLTE対応SIMにより、KDDIが販売するVoLTE対応機種が一挙に利用できるようになります。ただし、mineoはau VoLTE対応SIMの利用にSIMロック解除が必要だとアナウンスしてます。現在販売中の機種の中で、アナウンスされた対応機種は以下の通り。
- isai vivid LGV32
- HTC J butterfly HTV31
- Xperia Z4 SOV31
- AQUOS SERIE SHV32
- AQUOS K SHF32
- URBANO V02
- TORQUE G02
- Galaxy S6 edge SCV31
何はともあれKDDI側のSIMロック解除サービスが必要という条件付きではあれ、mineoのAプランの活用用途が広がることになりそうです。