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発熱テスト:Xperia Z4の表面温度、47度を記録。

 Galaxy S6 edgeとXperia Z4を利用しています。最近、温度計測器を購入したので、表面温度を計測してみました。

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 SamsungとSony Mobileの薄型のフラッグシップスマートフォンです。Galaxy S6 edgeはExynos 7420、Xperia Z4はSnapdragon 810と、どちらも高性能なオクタコアプロセッサを搭載しており、負荷をかけると熱くなります。WQHD解像度で高スコアを叩き出すGalaxy S6 edgeの方が高性能なのですが、熱いのはFHDのXperia Z4です。何度かのアップデートを経ても、あまりマシにならないので、表面温度を計測することにした次第です。

 両者、モバイルネットワークをオフにした上で、Wi-Fiのみ接続。4K動画をそれぞれ5分撮影した後、AnTuTuベンチマークテストを2回連続で実施した上で温度計測します。

 結果としてGalaxy S6 edgeは数カ所計測したうち、背面は全て30度台。最高はカメラ左の部分で39.8度。側面メタルフレームは20度台後半から30度台半ば。まあ熱いとは思うものの、手で持てますね。

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 ちなみにGalaxy S6 edgeは、特定のQi充電器(メーカー非純正)で一気に充電した際、充電直後すごく熱なと思う時があります。ただ、その充電器で他機種を充電するともっと熱くなる時があるので、Qiの問題なんですかね。

 さて、Xperia Z4はどうでしょう。背面上部が異常発熱するのですが、中央ロゴ部分が36度、FeliCa / NFCロゴ部分が40度、カメラの横あたりでは47度を記録しました。数値化して納得、こりゃ熱いわけですね。

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 上部にプロセッサを集中することで、縦持ち時、発熱部分と指が触れないように工夫しているのでしょう。しかし、動画再生やゲームといった負荷のかかる作業ほど横向きで利用するので、両手でホールドすると発熱部分にやはり手が触れます。つまり高負荷な用途には不向きということです。

 そもそもSnapdragon 810 オクタコアプロセッサと薄型筐体という組み合わせがミスチョイスなのかもしれません。同じくSnapdragon 810搭載で、ヒートパイプを2本積んで対策したはずの後継機Xperia Z5は、PhoneRadarのテストではカメラ横の表面温度が50度を超えています。動画とゲームを楽しみたいユーザーは引き続き購入せず、様子見することをおすすめします。

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