ドコモ XPERIA Z3 compact の修理体験記

修理完了したXPERIA Z3 compact

 以前、XPERIA Z1f を修理に出した話を紹介しましたが、今度はXPERIA Z3 compact (Z3c) が不具合に見舞われたため、同じようにドコモの修理に出しました。結論から言うと無償修理してもらえたのですが、途中いろいろと問題があったので紹介します。

発生した症状

 タッチパネルをゆっくり上下にスワイプした際に、軌跡が途切れ途切れになる症状が見られ、特に、縦方向の中央付近では、1点タッチが2点として認識される領域が帯状に見られました(動画をTwitter上に掲載しています)。

Z3 compactに発生したタッチパネル不具合

Z3 compactに発生したタッチパネルの不具合

 症状に気がつく数日前に、OSをLollipop (Android 5.0) からMarshmallow (Android 6.0) にアップグレードしており、当初はソフトウェア的な問題を疑いましたが、Flashtoolを用いてLollipopにダウングレードしても症状が改善しなかったため、ハードウェア的な不具合と判断しました。写真を撮り忘れましたが、Z1fの時と同じように筐体にスキマが出来ており、バッテリーの膨張に起因するものと推定されます。

修理受付

 Z1fの時と同じように端末をドコモショップに持ち込んで、症状を店員さんに伝えました。ただし今回は、端末の購入から1年以上が経過しているためメーカー保証を利用できず、また、Z3cを購入した回線が解約済み(=ケータイ補償サービスに非加入)のため、有償修理になる可能性がある、との案内を受けました。

 ちなみに、以前の記事でも紹介した通り、修理したい端末を購入した回線が解約済みであっても、本人名義のドコモ回線があれば修理を受け付けてくれます。また、代替機のレンタルを辞退することで、300ptが付与されるのも以前紹介した通りです。

問題①:取扱説明書の気になる記述

 Z3cの取扱説明書はOSバージョン別に発行されているのですが、Lollipop版とMarshmallow版を比較すると【内蔵電池の膨張は仕様なので、これに起因する不具合は無償修理できない】旨が追記されています。一方で、ドコモの修理に出すとソフトウェアが最新版(=Marshmallow)に更新されてしまいます。この点について、代理店サポートに確認してもらったところ、「現時点(2016/8/31)でAndroid 5.0と6.0で保証内容に差異はない」とのことでした。

Z3cの取扱説明書の差分

Z3cの取扱説明書(左がMarshmallow版、右がLollipop版)。電池の膨張に関する記述が増えている。

問題②:SIMフリー端末で受信できない完了通知

 ドコモショップで端末の修理を依頼した場合、有償修理の見積もり結果や修理完了の通知は、ドコモ端末でしか受信できないメッセージRで届きます。SIMフリー端末での利用を考えれば、こういう重要なメッセージはSMSで届いて然るべきだと思いますが、残念ながらそうはなっていないのが現状です。

問題③:修理の不備

 修理受付から19日後、ドコモショップから修理完了の連絡があり、Z3cを引き取りに行きました。ところが、戻って来たZ3cを手に取ってみると、確かにタッチパネルの不具合は解消しているものの、液晶バックライトの輝度ムラが発生していました。仕方なく、その場で2回目の修理受付をすることになりました。雨嵐の中をドコモショップまで出向いたのに、大変残念な結果となりました。

修理完了

 最初の修理受付から38日後になって、ようやく全ての不具合が解消しました。Z3cはフロントケースが液晶タッチパネルと一体化しているため事実上の外装交換となり、microUSB端子のゴムパッキンも新品になりました。端末の不具合に起因するものと認められたため無償修理の対象となり、改めてドコモのサポート体制の良さを実感しました。

余談

 1回目の修理から戻って来たZ3cには、工場出荷時と同じ『このシートをはがしてお使いください』と書かれた液晶保護フィルム(冒頭の写真に写っているものと同じ)が貼られていたのですが、2回目の修理が完了した時に「修理受付時に貼られていた液晶保護フィルムをお返しします」という言葉を添えて、律儀に返却されてきたのが面白かったです。

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