2ヶ月ほど前に愛用しているXperia Z1fの筐体にスキマが出来ていることをご報告しました。筆者がアメリカ出張に出たり、知人に貸し出したりで、修理に出すのが遅れていたのですが、先日やっと修理してもらうことが出来ました。
修理受付
XPERIA Z1f 本体と保証書を握りしめて最寄りのドコモショップへ向かいました。店員に電話番号と本体の製造番号を確認された後、症状と発生時期を詳しく聞かれました。筐体の変形はすぐに認められたものの、電源周りの不調は店頭で再現されず「ケースが正しい状態ではない」という受付内容になりました。続いて修理に関する注意事項の説明を受けます。おおむね以下のような内容です。
- 預かり修理の前に店頭で本体の初期化を行う
- 本体以外(SDカード・ケース・保護フィルム等)は預かることが出来ない
- 修理により製造番号やWi-FiのMACアドレスが変わる場合がある
- 保証期間内でも水濡れや改造が認められた場合は無償修理ができないことがある
最後に、預かり修理中に代替機を利用するかどうか聞かれます。代替機を利用しない場合には「代替端末優遇ポイント」として、翌月10日以降にドコモポイント300ptが付与されます。
修理完了
数日後、ドコモショップから修理完了の連絡があり、Z1f を引き取りに行きました。6日ぶりに対面した XPERIA Z1f には、なんと購入時と同じ保護フィルムが貼られています!
保護フィルムを見るに新品同等品との交換かと期待しましたが、機能面の異常が見受けられなかったため外装交換になったとのことです。確かに製造番号は以前と同じですが、不思議なことに電源周りの不調は収まっています。水濡れ等の異常もなく、修理代金は掛かりませんでした。
おまけ1(docomoの執念)
XPERIA Z1f がキレイになって帰ってきたのが嬉しく、SIM カードも刺さないままセットアップを終えたのですが、SIM カードを挿して再起動するとこんな画面が……。何も考えずに矢印ボタン(→)を連打するとドコモのホームアプリがデフォルト設定されてしまいます。
おまけ2(過去の修理経験)
筆者が携帯電話を修理に出すのは、今回で4回目になります。過去の例を振り返ると、キャリアによって対応に差がある印象です。
1回目はauのA5406CAです。購入後2年7ヶ月が経過し、経年劣化によりメイン基盤が損傷し、テンキーが反応しなくなりました。無償修理で基盤を交換してもらい復活しました。
2回目はdocomoのSH-13Cです。4ヶ月ほどショーケース内に放置したところ、電源が入らなくなりました。解約済みの回線であったにも関わらず、すんなり新品同等品に交換してもらえました。ショーケース内の端末を定期的に充電する「輪番充電」制度を導入するきっかけとなった出来事です。
3回目はSoftBankの101SHです。液晶のバックライトが茶色という珍しい初期不良に当たりました。当日中にSoftBankプレミアムショップに持ち込んだものの、店舗に在庫がないことを理由に新品交換を拒否されました。
近隣店舗からの在庫取り寄せを依頼すると「他店舗の在庫状況は照会できない」「自分で近隣店舗に行けばどうか」という回答。大幅に譲歩し、「在庫があれば自分が出向くので、指定の20店舗に在庫状況を電話確認して欲しい」と伝えたところ、わずか10分で「どの店舗にも在庫は無かった」との回答が得られたため、修理を諦めました。
このようにキャリアによって修理の様子も違うので電波状況や料金だけで無くアフターサポートも大事な選択要素になり得ますね。