NTT docomoは、冬モデルのスマートフォン「MONO MO-01J」を12月上旬より発売します。企画開発をNTT docomo、設計製造をZTEが担当したモデルですが、Xperia Z3 Compactによく似た筐体で、ストラップホールやAndroid端末としては珍しい物理マナースイッチを搭載しています。
その正式な端末価格がオンラインショップより判明しました。価格は税別2万9999円(税込み3万2400円)となっています。
なぜこんな価格になっているのか?それは明確に総務省のガイドラインを回避することが目的です。
この端末は12ヶ月間の利用契約を結ぶ「端末購入サポート」を適用することで、なんと一括で600円(税込648円)。激安です。
ガイドラインでは「実質0円」が禁止されていますが、一括600円ならいいだろうという算段です。(12ヶ月以内の解約で違約金1万5876円)
さらにガイドラインは大幅な値引きを規制しているのですが、「廉価端末(小売価格・卸売価格3万円以下の端末)」はこの規制免れられるので、一括600円という価格で最初から公式に販売できるのです。
格安スマホには興味があるけれどもドコモを離れる気はない、端末代金を一括払いで安く抑えたい、そんなユーザーには需要がありそうな機種ですね。