SONYは、海外で発表済みであったデジタルカメラの新機種「Cyber-shot DSC-RX100M5」を正式発表しました。発売日は10月21日。オンライン直販では税別11万9880円。
ポケットに収まる小型サイズ且つ重量わずか299g(バッテリー・SD含む)ながら、広角・大口径ZEISSバリオ・ゾナーT*レンズと1.0型CMOSイメージセンサーを搭載。画素数は2100万画素。
最大の進化点はAF(オートフォーカス)です。位相差検出方式とコントラスト検出方式を兼ね備えた「ファストハイブリッドAFシステム」を採用。世界最多315点のAF測距点による世界最速0.05秒の高速AF、およびAF/AE追従24コマ/秒の高速連写を実現しています。
このAFは4K動画撮影時にも有効とのこと。実際に効いている様子はこちら。
最高960fpsのスーパースローモーションや4K録画にも引き続き対応。画素加算のない全画素読み出しによりモアレやジャギーが少ない高画質を実現しているとのこと。
RX100M3以降搭載され続けている収納式EVF(有機EL)も継承。Wi-FiやNFCも搭載しており、NFC搭載のAndroid端末にワンタッチで写真・動画を転送可能。スマートフォンやタブレットをディスプレイにし、カメラを無線で操作できるスマートリモコンにも対応しています。
高速AFで素早く動く被写体をしっかり撮りたい人や、高解像度の動画を自然なフォーカス切り替えで撮りたい、そんな人には非常に魅力があります。ただし自分の用途に新機能が不要であるという人は、旧機種も含めて比較検討するのが良いでしょう。