「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」「iPhone X」の搭載しているA11 Bionicヘキサコアプロセサは、iPhone 7のA10チップよりも大幅に改良されています。コアは2つの高性能コアと4つの省電力コアで構成されています。
Geekbenchのベンチマークテストによると、iPhone XとiPhone 8のベンチマークスコアは、iPhone 7のA10を大きく上回る結果を見せています。
iPhone Xのスコアは、シングルコアが4141、マルチコアが10438となっています。
A10X Fusion搭載の10.5インチiPad Proの平均Geekbenchシングルコアスコアは3887、マルチコアスコアは9210です。
Appleの2017年版13インチMacBook Pro i5モデルは、シングルコアは4592、マルチコアは9602。なんとマルチコアに関してはiPhoneのA11 Bionicの方が優れたスコアを獲得しています。
iDownloadBlogの比較表。
Google PixelやGalaxy S8+などと比べても、圧倒的な性能を誇ります。
スペック競争と言えばAndroidのイメージが強いですが、基本的には昨今のiOSデバイスはベンチマークテストにおいても優秀な成績を残しています。スマートフォンでグラフィック性能を要求するゲームを楽しみたいユースであればiOSは有力な選択肢であり、今まで以上のグラフィック性能を要求するであろうARゲームにも耐えられる「iPhone X」「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」は大いに検討に値するところだと思います。