モトローラ、新たなMoto Mods発表
Motorolaは、スマートフォンに装着するMoto Mods「Polaroid Insta-Share Printer」を正式発表しました。
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そもそもMoto Modsとは
Moto Modsとは、Motorolaのスマートフォンをハードウェア的に拡張するモジュールです。JBLスピーカーや光学10倍ズームカメラ、増設バッテリー、Qi対応化モジュールなどをスマホの背面に磁気で装着。背面の端子を通じて接続します。
スマートフォンの機能を拡張することで、弱点や足りない機能を補ったり、新たな機能を付加できるというのが魅力です。
ソフトウェア拡張の可能性が無限大のスマートフォンに、ハードウェア拡張の可能性も付与することができるわけです。日本国内向けにワンセグやおサイフケータイのモジュールも検討されているとされています。
撮影した直後に現像するインスタントカメラ。その市場を長らく独占し、代名詞となっていたのがポラロイドです。
今回発表された「Polaroid Insta-Share Printer」は、その名の通り、撮影したらその場ですぐに印刷できるのが魅力のMoto Modsです。
家族や友人、恋人とその場で撮った写真をすぐにノスタルジックな風情で印刷できるというのは面白いですね。
その場で撮ったカメラロール内の画像以外にも、Instagram、Google Photos、Facebookから印刷する写真を選ぶこともできます。
写真はZINK用紙に印刷。写真は防汚性、耐水性、耐久性に優れています。背面を剥がすと粘着面が現れます。つまりシールになっており、壁などに貼り付けることができるというわけです。
用紙は背面から供給
当たり前ですが写真を印刷するための紙が必要です。モジュールの背面の蓋を取って給紙します。
必要なのは2×3インチのZINK用紙。公式サイトでは20パックで9.99ドル、30パックで14.99ドルで販売されます。価格は未定ですが50パック版の販売も予定されているようです。
シャッターボタンも
「Polaroid Insta-Share Printer」の側面には物理シャッターキーが備わっており、ここからカメラ起動とシャッターを切ることができます。利便性はもちろん、ノスタルジックな趣のある本製品にぴったりとも言えます。
販売市場と価格
米国市場にて発売予定。携帯キャリアVerizon Wirelessと、Motorola.comにて取り扱い予定。価格は199.99ドル。
Polaroid OneStep 2が99ドルと考えると、決して安くはないですね。ただ、多くのMoto Modもそれなりのお値段がします。事前の噂でもかなり注目度が高かった製品ですし、一定の需要がありそうですね。
日本国内での発売はまだ未定です。