中国のドローンメーカーDJIは、米ニューヨークにて「Mavic Air」を正式発表しました。
本機の最大の特徴は、1200万画素・1/2.3インチCMOSカメラなどを始めとして前機種「Mavic Pro」の性能を維持したまま、40%以上軽量化したという点です。下位モデルSparkよりも小型となっています。
飛行性能・障害物回避性能は向上。FlightAutonomy 2.0が、7つのカメラと赤外線センサーから収集したデータを処理して適切に飛行。前後に取り付けられたカメラから最大20m離れた障害物を検知できます。
最大飛行時間は最大21分。最高22mphの風と海抜5000mで飛行できます。最高速度は68km。
専用コントローラーにより、最大4kmの範囲まで電波が理論上は届くとのこと。操作中の映像のリアルタイム伝送は解像度720pとなっています。
3軸のジンバルを備えており、安定してなめらかな映像を撮影できます。被写体追尾機能の精度も向上。予め設定された飛行経路でダイナミックなカメラアングルを実現できるインテリジェント撮影機能は、従来のRocket、Dronie、Circle、Helixに加え、2つの新しいモードAsteroidとBoomerangが追加。
Mavic Airのカラーバリエーションは、Onyx Black、Arctic White、Flame Redの3色。米国価格は799ドル。