SONYは、法人向けBRAVIA「BZ35F/BZシリーズ」を正式発表しました。
BRAVIAといえばSONYのテレビブランドですが、BZ35F/BZシリーズは地上波衛星放送を受信するためのTVチューナーを削除しており、NHK含むテレビが映りません。あくまで「業務用ディスプレイ」を謳います。
円滑な設置や運用を支援するプロフェッショナルモードを搭載、利用シーンに応じたカスタマイズが可能であるとしています。オフィスの会議室や学校の教室でのプレゼンテーションツール、商業施設や宿泊施設などのデジタルサイネージ用途を想定します。
「ディスプレイ本体にCPU/GPUや動画デコーダーを内蔵し、それらを活用するソフトウェアプラットフォームを搭載」、「Webベース(HTML5)技術を搭載」とのこと。要はOSにAndroid TVを採用しているので、従来のプレゼン・デジタルサイネージ用途なら別途PCやセットトップボックスを用意する必要があったのが、業務用BRAVIAなら単体で完結できる、というのが売りなわけですね。
BRAVIAは民生用においてもAndroid TVを採用しているので、テレビ受信以外の長所を法人向けに活用しようというのがこの製品のコンセプトというわけです。Android TV搭載のスマートテレビなら、色んなことができるので、もはや地上波放送の受信がオマケです。NHKの受信料収入の結構な割合を事業所契約が占めていますが、今後は案外こういう製品に移行が進んだりするんでしょうか。
サイズは43インチ~85インチの6種類。発売日は7月下旬。オープン価格となっています。
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— すまほん!! (@sm_hn) 2018年3月27日