NTT docomoは、マンホール型基地局を国内で初めて試作したと発表しました。
アンテナは地中10cmの深さに設置。光回線や電源は地下埋設された配管から引き込んでいるとのこと。
基地局をマンホールの中に設置することで、サービスエリアを最大化しつつ、基地局の真上に人が立った状態でも電波の強さが電波法令を満たせるとしています。サービスエリアは半径90m程度。
本技術により、地上構造物へ基地局の設置が難しい観光地や景勝地などにおいてもエリアを構築できるメリットがあるとしています。
ドコモはマンホール型基地局について、東京都内や沖縄県にて実験を行い、2018年度内の本格運用を目指すとしています。