WWDC2018まとめ。iOS12やmacOS Mojaveなど

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 Appleは、米サンノゼにて開発者会議WWDC2018(2018 Apple Worldwide Developers Conference)を開催しました。

ハードウェアの発表はナシ

 ソフトウェア関連の発表が中心のWWDC。昨年のWWDC2017では珍しくハードウェア関連の発表があったので、今年も何らかの新製品がお披露目されるのではと予想されていましたが、見事にソフトウェア関連の発表ばかりで、ある意味ではとてもWWDCらしい雰囲気だったのではと思います。

macOSとiOSの統合を否定、しかし共通アプリ開発は可能に

 macOSとiOSの統合について、Appleは明確に否定しました。

 しかしAppleは、新しいクロスプラットフォームフレームワークをテスト中で、2019年にサードパーティの開発者も利用できることを明らかにしました。

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 開発者はiOSとMac両方で動作するアプリを作成できるようになる見通し。実際、今回のmacOS 10.14 Mojaveに搭載されたいくつかのApple純正アプリは、iOSアプリからこのフレームワークによって移植されたものです。

macOS 10.14 Mojave

 macOS 10.14 Mojave(モハーヴェ)が発表。2012年以降のMacをサポートします。

  • 黒基調UI「ダークモード」対応。
  • ダイナミックデスクトップ機能。デスクトップスタックにより、タグ、日付、種類などでダイナミックにファイルを並び替え、自動整理。
  • iPhone上の写真やビデオをMacに表示。
  • Mac用に株、Appleニュースアプリ、音声メモが登場。これらは新しいクロスプラットフォームフレームワークで、iOSから移植されたアプリです。
  • HomeKitを制御するための新しいホームアプリ、SiriもHomeKitコントロールをサポート。
  • セキュリティとプライバシーの強化。

iOS12

 iOS12は、iOS11の改善版。なので、iOS11が動いている端末なら全てインストール可能。

 ARkit 2により、開発者のARアプリ開発の表現がより豊かになります。

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 9to5Macは、Face IDが別の顔を同一ユーザーとして紐付ける機能が追加されたと伝えています。マスクや帽子などを装着する場合に対応するためでしょうか。

watchOS5

 Appleは、watch OS5を正式発表。Hey Siriと呼ばずとも、画面が点灯していれば話しかけて指示が可能に。タップしながら話しかけると音声を送れるトランシーバー機能も実装されます。

 インストール可能なハードウェア要件は、Series 1~Series 3まで。つまり初代Apple Watchは、お値段100~200万円だった初代Apple Watch Editionをも切り捨て。そこは賛否両論ありそうですね。

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tvOS 12

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 「Dolby Atmos」に対応。スクリーンセーバーにNASAの地球映像が追加。iOS12デバイスと一緒に利用すれば、iOS12のアプリでのログイン情報を元に、tvOS12側でIDとパスワードを入力せずとも自動でログインできるようになります。

配信は?

 Appleは本日より、iOS 12、watchOS 5、macOS 10.14、tvOS 12のベータ版を開発者向けに利用可能にしています。実際に一般ユーザーが利用できるようになるのは秋以降となる見通し。