Razerは、Androidスマートフォン「Razer Phone 2」を正式発表しました。
そもそもRazerとは
RazerはシンガポールのPC周辺機器メーカー。PCゲーマーなら誰もが知っているゲーミングデバイスのメーカーですね。マウスやキーボードなどでお世話になっている人も多いでしょう。私もRazerの左手ゲームパッドを愛用しています。
Razerがクラウドスマホで知られる「Robin」のNextbitを買収、その開発部隊によって作られたのがRazer Phoneシリーズです。今回、スペックが強化されたRazer Phone 2が発表されました。
デザイン
16:9比率のディスプレイで、ベゼル上下にはスピーカーを搭載します。Dolby Atmos対応。ガラス筐体。ゲームプレイと没入感を阻害する邪魔なノッチもありません。
個人的にはあまり興味が無いのですが、PCゲーム業界で「ゲーミング」を謳う製品には、やたらピカピカ光るものが多く、今回、Razer Phone 2はChroma LEDにより背面ロゴがカラフルに光ります。まあ、RazerらしいといえばRazerらしいので、Razerファンや、光るのが好きな一部PCゲーマーにとっては嬉しいポイントでしょう。
IP67の防水防塵対応。カラーバリエーションはMirrorとSatenの2種類。
120Hz IGZO液晶
Razer Phone 2は、引き続き120Hzのリフレッシュレートを持つ5.7インチIGZO液晶を搭載します。最新のPCゲームでは高フレームレートで滑らかに描画することが重視されており、このトレンドをスマホにも持ち込むもの。初代Razer Phoneローンチ時には60fps以上のフレームレートに対応を表明するタイトルがいくつか発表されました。
ASUS ROG Phoneは90Hz、AQUOS R2は100Hzなど、高駆動ディスプレイ採用機種もじわじわ増えています。120Hzという業界最先端の高駆動液晶によって、今後もRazer Phoneにはゲーミングスマホの最先端を切り拓いていってほしいですね。
このほか、画面輝度は50%向上。Netflix HDR認定。前面を保護するゴリラガラスも3から5へ変更、耐久性が増しています。
冷却機構
ベイパーチャンバー採用の冷却システムを採用。ヒートパイプに近い仕組みで、SoCのの熱で気化した液体がチャンバー内を移動することで冷却するというもの。Snapdragon 845搭載スマホも出始めは熱問題が取り沙汰されましたし、結局はゲーマーにとっては、ベンチマークによって瞬間的なスペックを出せるよりも、長く高いパフォーマンスを持続するほうが重要です。まさにゲーマー向けのスマートフォンと言えます。
スペック
背面デュアルカメラ。動画は120fpsで録画可能。滑らかに視聴できる画面に相応しく、滑らかな動画を撮影できるということです。
OS | Android 8.1 Oreo Nova Launcher Prime |
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CPU | Snapdragon 845 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 64GB, microSDあり |
ディスプレイ | 5.7型 WQHD(2560×1440), IGZO液晶, 120Hz ゴリラガラス5 |
カメラ | 12MP + 12MP |
インカメラ | 8MP |
バッテリー | 4000mAh, QC4.0+ |
寸法 | 158.5×78.9×8.5 mm |
バンド | FDD-LTE B1/2/3/4/5/7/8/12/13/14/17/18/19/20/26/28/29/30/32/66/71 TDD-LTE B38/39/40/41/48 W-CDMA B1/2/3/4/5/8 |
その他 | USB Type C, 指紋認証センサー 802.11 a / b / g / n / ac Bluetooth 5.0, NFC, Qi |
価格・発売日
10月発売。定価は799ドル。
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