海外修理業者iFixitは、新型iPad Pro (2018)の分解レポートを公開しました。iFixitによる分解はもはや定番となっています。
それによると、12.9型/11型のいずれにおいても「分解しやすさ」を示すスコアは、10点満点中3点という低い評価となっています。
また、電池容量は12.9インチモデルは9720mAh、11インチモデルは7812mAhとなります。
先代モデルは、12.9インチモデル(2017)が10307mAh、10.5インチモデルが8134mAhであったので、新型の方が電池容量は削減されているということになります。
今回分解されたモデルはストレージ容量64GBモデルで、実行メモリは4GBでした。
Geekbenchでの計測結果から、2018年モデルのiPad Proは12.9インチモデルにおいても11インチモデルにおいても、基本的には実行4GBメモリで、最上位の1TBモデルのみ実行6GBメモリを搭載していることがわかっています。
- iPad8,1:11型Wi-Fiモデル
- iPad8,2:11型Wi-Fiモデル 1TBストレージ 実行6GBメモリ
- iPad8,3:11型Wi-Fi+Cellularモデル
- iPad8,4:11型Wi-Fi+Cellularモデル 1TBストレージ 実行6GBメモリ
- iPad8,5:12.9型Wi-Fiモデル
- iPad8,6:12.9型Wi-Fiモデル 1TBストレージ 実行6GBメモリ
- iPad8,7:12.9型Wi-Fi+Cellularモデル
- iPad8,8:12.9型Wi-Fi+Cellularモデル 1TBストレージ 実行6GBメモリ
Appleは頑なに電池容量や実行用メモリといった基本的なスペックを公開していないため、このような方法で確認せざるを得ないのが現状です。
スペックを隠したところでどうせバレるので、隠して販売する意味がありません。さらに例えば、仮に商用媒体の先行レビュー用にはAppleが最上位モデルを貸与しそれが非常に快適であったとしても、それ以外のモデルでは異なるのであれば必ずしも実態を反映していないということが理論上起き得ます。Appleは消費者に対してより詳細な情報を開示した上で誠実に製品を販売すべきだと思います。
Appleは電池容量や実行メモリなど基本的な情報を https://t.co/o7rQfMNIsY
— すまほん!! (@sm_hn) 2018年11月14日
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