新型iPad Air発表。11インチと13インチの2モデル展開に

　新型iPad Airが発表されました。大きな変更点としてディスプレイサイズが2つから選べるようになりました。従来の後継に当たる11インチに加えて13インチが仲間入りします。これはiPad Proユーザーの半数が大画面モデルを選ぶ傾向からAirにも大画面を、ということ。

　カメラはiPadを横にしたときに上部に来るように再設計。これによりZoomやFacetimeといったビデオ通話時に自然に顔が中心に来るようになりました。

　スピーカーは空間オーディオに対応し、13インチでは2倍の低音を表現できるとのこと。

　カラーバリエーションはブルー、パープル、スターライト、スペースグレイの4色から選択可能。

　SoCには一世代前のMacBook ProやMacBook Airに搭載されたM2チップが搭載されます。従来のM1搭載iPad Airと比べて50％も性能が向上したとのこと。

　同日に発表された新しいApple Pencil Proにも対応し、Pencilを強く押すことでパレットを展開する新機能スクイーズや、Pencilを回転させて筆先を精密にコントロールするバレルロールもiPad Airで利用可能です。

　従来どおり指紋認証のTouch IDを踏襲。ストレージには従来の128GB、256GBに加え新たに512GBと1TBが選択可能に。また今回より物理SIMが使用不可、eSIMオンリーになっています。

　価格は11インチが9万8800円から。13インチは12万8800円から。すでに注文可能で5月15日発売です。