DJI Phantom 4 Pro V2.0購入しました。開封レビュー。 すまほん!!

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 先日、購入したPhantom 4 Pro V2.0が無事到着したので軽くレビューします。

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今Phantom 4 Pro V2.0を買う理由

発表から約半年経過した現状

 PayPayのキャッシュバックがあると聞いて、ヤマダ電機とビックカメラでそれぞれ見積もりを出してもらいましたが、ヤマダ電機では「在庫がなくDJIへの発注をかけることになるが、既に生産終了?のせいか発注ができないのでヤマダ電機では受けつけられない」とのこと。またビックカメラでも「全国的に在庫が少なく、入荷も未定。他店舗の在庫を確認すると札幌と浜松のみでした」とやはり全国的にPhantom 4 Pro V2.0の数が少ないのは明らか。そもそもあまり頻繁に売れる商品ではないのですが、入荷未定発注不可との回答が来るということはやはり、近いうちに新型が出るのではないでしょうか?

 Phantom 4シリーズはロングヒット商品で一番最初のPhantom 4シリーズは2016年2月に登場しており、後のProシリーズも2016年11月。一部機能を省略し安価になった派生モデルAdvancedが2017年4月に、Proの真っ黒なモデル、Obsidianが2017年9月。

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 そしてこのバージョン2と言われるV2.0は今年の5月ごろに発売されていました。3年近くこのベースを元に改良を続けているモデルということで、 このペースからすると年明けくらいには何かしらのアナウンスがあるのではないかと思います。

なぜ『今』か

 この新型が出るのがわかってて購入した動機としてはPayPay効果も一つですが、次期モデルがレンズ交換式になるという噂があること、既にPhantom 4シリーズに関する情報が多く存在すること、現状のスペックにほぼ不満がないことの3つが決め手でした。

 次期モデルに関しては既にスパイショットが出回っているほどですのでおおよそ、そのような形で出るのは間違いないかと思います。それらの写真をみてDJIは「一部の顧客のためにカスタマイズしたモデル」と言っていますが、一部の顧客のためにレンズを開発して機体の穴を極限まで減らしたモデルを提供するとは思えないのが正直なところ。

 既に筆者はレンズ交換式カメラを所持しており、EF、Eマウントに加えてPhantom用まで増えると正直お金がいくらあっても足りないということ。またレンズ交換式を選択するなら更に上位機種のInspireが視野に入ってくるのでそれなら今のPhantomでいいかなと思いました。

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 そして初めて1kgを超えるドローンを扱うことになり、いろいろな不安や懸念・問題が起きたときにどうするかということ。Phantom 4シリーズはスマホでいうiPhoneやGalaxyといったドローン界ではメジャー立ち位置なので情報数が多く解決策や解消するグッズなどが多く販売されています。

 最後の決め手が現状のスペックに不満がないこと。センサーサイズは1インチとSONY RXシリーズと同様のサイズを搭載しており、写真はAdobe DNGに対応している上、メカニカルシャッターなのでローリングシャッター現象が起きないのも良いところ。絞りもF2.8〜11まで対応しており十分使えます。動画面としても一般的に使われる4K(UHD)に加えてDCI 4Kの60pまで対応しているところもMavic 2 Proにはないポイント。また送信機(コントローラー)からHDMIで映像出力が可能(別途カスタマイズ必須またはPro+を選択する必要有り)。一つだけ不満を上げるとしたら10bitの動画撮影には非対応なのが唯一の不満といったところ。これくらいのスペックなら3年は余裕で使えるでしょと思いました。

 以上の点からこの時期にPhantom 4 Pro V2.0を購入しました。言い換えればそれくらい、成熟しているモデルの最終版と決まれば今買うのも悪くないのではないでしょうか。

開封

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 改めて。今回はビックカメラ浜松店より自宅の方へ配送していただきました。ダンボールには6月出荷の文字が書かれているのでやはりなかなか売れる商品ではないのでしょうか……。ひとつ面白いなと思ったのは卸している業者がキヤノンマーケティングジャパンということ。ビックカメラだけなのでしょうか?

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 ダンボールを開けると製品の箱が現れます。その箱をあけると発泡スチロール製のケースが出てきます。まるでマトリョーシカのよう。発泡スチロール製のケースを開けるとついにご対面。

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 このケースには取っ手がついており、このまま持ち運べるようになっています。もちろん持ち運び時には開かないようロックがかかる仕組みになっています。

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 本体が入っている左側をご覧いただくと蓋がされています。ここにはACアダプターが収まっています。取り出したあとは予備バッテリーが2つ収納できるスペースになっています。本体分と加えると3つのバッテリーと送信機、プロペラ8個このケースで持ち運びできるのでかなり便利です。

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 ただすべて入れると重さが4kg〜5kgくらいになるので移動時の負担になること間違いなし。別途キャリーケースや専用のバッグがあると助かると思います。中にはこのようにケースを活かしたカバンもあるようなので検討したいところ。

 送信機はプロのエントリーモデルなのでかなり大きめ。しっかりと手にホールドできる、縦グリップをつけた一眼カメラのような安心感があります。

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 ただこの送信機だけでも結構重いのですが、ディスプレイ用にタブレットまたはスマートフォンを取り付ける必要があるので、更に重たくなります。以前DJIの方に「Phantomの送信機は結構重たいので長時間操作するならストラップは必須」と聞いたので近いうちに購入しようと思います。

 届いてから知ったのですが、この送信機はiPad Pro 10.5インチ以降のサイズに対応していないようで、装着ができませんでした。調べるとやはり解決するアダプタがでているようで、先駆者の方々ありがとうございます。早速注文して取り付けたところ、ものすごくサイズに余裕が出来て12.9インチでも収まりそうなくらいです。(かなり重たくなると思いますが)

 操作部分は小さい頃に憧れたラジコンヘリのようなスタイル。これが男心を擽るというかもう堪らないかっこよさです。正面部分のボタンは電源とRTH(リターントゥホーム、自動的に帰還する機能)の2つのみ。

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 それ以外のボタンはすべて背面と底部に用意されています。背面にはシャッターボタンやRECボタン、カメラの設定(絞り、感度、シャッタースピードなど)やカメラの画角を上下コントロールするダイヤル、操作形態を変更するスイッチがあります。

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 底部にはカスタマイズキーがあり、アプリを通じて用意された機能を割り当てることができます。デフォルトではカメラを真下に向ける、カメラの設定にそれぞれ割り当ててあります。

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2018年12月17日 3時32分 追記

 一部読者の方よりPhantom 4 Pro V2.0(GL300L)の送信機はHDMIモジュールに非対応であることを頂きました。訂正してお詫び申し上げます。

 この底部にあるユニットを取り替えることでHDMI出力対応の送信機にすることもできます。またデフォルトでHDMI出力が用意され、操作用のタブレットも搭載されたPro+ V2.0も用意されています。3万円くらいの差額なのでタブレットを所持していない、毎回繋ぐのが面倒、デフォルトでHDMIの出力がほしいなら間違いなく+のほうがオススメです。ユニット自体も1万3千円程度なので十分元は取れる選択肢です。

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 プロペラは8個用意されており、4つを本体に取りつけて残り4つは予備です。もし破損やひび割れなどが起きても予備に付け替えてフライトを続行できますね。

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 プロペラをよく見ると黒とシルバーの2種類あります。モーター部分のしるしを参考にそれぞれ同じ色のプロペラを取り付けていきます。色が合わない箇所にはつけることができないので間違って取り付けてしまうということも起きないよう工夫されているようです。

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 もし後々国土交通省へ申請するようなら申請用に対応したプロペラガードもDJIより販売されているので予定があるなら購入しておくと良いです。要注意としてこの申請用プロペラガードをつけるとPhantomの売りの一つ、衝突回避機能が無効になること。安全のために国へ申請するにもかかわらず、安全の機能が無効になるとはなんとも皮肉なことか……。おそらくプロペラガードのエリアが大きい故にセンサーが干渉するのだと思います。

 ジンバル部分は移動中ぶらぶらしないよう固定するパーツが備わっています。取り外すとカメラとご対面。

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 このカメラの先端部分はフィルターのようになっており、着脱ができます。別売りのNDフィルターやPLフィルターをはめることも可能ですし傷がついたときもすぐ対応できるのが良いところ。

  部屋の中で起動するとこんな感じ。ジンバルがクルクル回って最後に正面を向くのがカワイイところ。そしてこのDJIのサウンド。所有欲を満たしてくれて最高です。

 試しに部屋の中でホバリングしましたが、仕分けた書類が全て飛んでいったので二度としません。そして部屋の中だと近所迷惑になりそうなくらい割とうるさいです。

対人・対物保証がついてます

 DJIのドローンを買うとエアロカントリー株式会社の1年間対人・対物保険がついていきます。このエアロカントリー株式会社はDJI、三井住友海上火災保険、エアロカントリーの3社によって設立された会社です。こちらから機体のシリアルナンバーや購入日などを入力すると翌日以降から適応されます。

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 対人が1億円、対物は5千万円まで保証される上、国土交通省のドローン申請にも利用できるので、購入したらまずこの保険に入ることをオススメします。

いっしょに買ったもの

 購入時に一緒に買ったもの、買い足したものを一式並べますと、以下のようになりました。

  • 申請用プロペラガード
  • ND16フィルター
  • iPad Pro 10.5インチ取り付け用アダプタ
  • インテリジェントフライトバッテリー(純正)1つ

 申請用プロペラガードとiPad Pro用アダプタは先述した通り、NDフィルターは晴天時にシャッタースピードを遅くしたいときに必須なので購入。とりあえず16で様子見して必要ならば買い足したいところ。インテリジェントフライトバッテリーは別売りのPhantom用バッテリーです。とりあえず2個体制で様子を見て足りないようなら3つ、4つと徐々に増やしていこうと考えています。一つ2万円ほどと、値段ゆえ簡単に増やせるものではありませんが、来月にはPayPayのキャッシュバックとビックカメラのポイントがあるので実質タダみたいなものです。

 今後買い足す予定としては長時間の操作が楽になる送信機のストラップ、バッテリーを3台同時に充電できるチャージャーかなと思います。手に取るカメラならサードパーティ製で不具合が起きても対応しようがありますが、ドローンは上空で何か起きたときに対処のしようがないモノなので基本的に問題が起きないよう純正で揃えていこうと思います。高いですが、安全性ゆえに譲れないポイントだと思います。

申請に関して

 現在ドローンは認可が降りてない場合はDID地区(人口密集地)、空港・ヘリポートなどのエリア、飛行禁止区域(首相官邸や原子力発電所など)を飛ばすことができません。そのため申請なしで飛行できるエリアはものすごく限られており、それも地上から高度150m以内と制限されています。これらを飛行するために現在国土交通省へ申請して一部エリアを飛行可能にすることができます。少し前まで書類を作成したりと複雑でしたが、現在は国土交通省が用意したDIPSというサイトから必須項目を入力するだけで申請を行うことができます。そのため以前よりはハードルは低くなったものの、まだ手間はかかるといったところです。

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 ただ、申請するには10時間以上のフライト実績及び安全装置(自動操縦機能及びGPS制御など)をすべてオフにした状態で安全に飛行できるのが前提条件となっています。これらを練習するにはRyze TechのTelloでひたすら屋内練習や野外練習(Telloは80gなので航空法の対象外)を行い操作を身に着けておくことが大事です。詳しい申請方法や手順、DID地区でのフライト方法などは次回の記事で紹介したいと思います。

「空撮」って楽しいよね

 筆者は仕事でDID地区以外の私有地で飛ばす機会があり、ドローンの面白さを知っているがゆえに自分の機体を所持することに繋がりました。面倒でもそれくらい憧れる、魅力あるものです。安全に、ルールを守って飛ばしていこうと思います。これから新たに空撮の魅力も伝えていけたらと思います。よろしくおねがいします。