(絵:橘以以)
世界販売台数シェア第2位の実力派。世界最大の通信設備企業、中国・華為技術の展開している2ブランド。モデルによっては自社開発の処理チップ「麒麟(kirin)」を搭載しており、ライカと共同開発の3眼カメラとともに、高い開発技術力を誇っています。
お姉さんに当たる華為(huawei)ブランドは、ハイエンドモデルを主力とする高級機ブランドという位置づけ。とくに中国では「30代以上のビジネスパーソンなら華為」という地位を占めています。近年では日本市場でもSIMフリースマホでのシェア首位に躍り出ており、米国を除く先進国市場でも存在感があります。
妹の栄耀(honor)は、ミドルレンジモデルが主力の、「学生など若者向け」というポジション。発展途上国や欧州市場で華為が躍進する原動力となりました。
米国政府が華為の通信設備を「安全保障上のリスクがある」として、米国及びその同盟国からの華為閉め出しを図っています。なのでこの姉妹は、米国には旅行できません。