SamsungはIFA 2019において、Fiserv傘下のFirst Data及びVisaと共同で、Software Point of Sale (SoftPOS)技術を公開しました。
SoftPOSはNFCを用い、販売者側のスマートフォンやタブレットと支払者側のスマートフォン等をかざすことによって、決済を完了することができるシステムです。
SoftPOSは、非接触カード(NFC対応カード)、他のNFC対応スマートフォン、タブレット、ウェアラブルデバイスなどのような他のNFC対応デバイスからの非接触決済に対応します。
今回のSoftPOS開発は3社協力によるもの。Visaは非接触決済での迅速かつ安全な取引を、Fiservはシンプルで直感的なモバイルアプリによる迅速かつ安全な取引を、Samsungは「Samsung Knox」によるハードウェアとソフトウェアの両面での多層セキュリティプロトコルを、提供しているとのこと。
SoftPOSは2019年末までにポーランドでスタートし、その後、EMEA(欧州・中東・アフリカ)地域およびAPAC(アジア太平洋)地域の非接触型決済の人気が高い国に拡大するとのこと。
日本は非接触式決済に海外とは少し違うFeliCaシステムを導入していますが、果たして日本でも展開されるのでしょうか。キャッシュレス決済普及の壁の一つが決済端末の導入コスト。もしSoftPOSのような試みが展開されれば、NFC搭載スマホを活用できるため、非接触決済が中小規模の店舗にも広がるよい機会になるかもしれませんね。NFCのほうがQRコードより読み取りが楽なので、消費者にもメリットがありそうです。
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- 情報元Samsung