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客を「クソ野郎」、ドコモショップが不適切指示

 携帯電話の機種変更のために携帯ショップを訪れた知人が、ショップから受け取った書類にセールス指示が紛れていたとして、Twitterユーザーがその指示の書かれたメモを公開しました。

 現在このツイートは、1万4千件以上リツイートによって拡散されています。

 親代表の一括請求の子番号で親が支払いしているため「クソ野郎」「お金に無頓着」と書かれ、その上で新プラン加入、バックアップのため「いちおしパック」付加、そして「Disneyベタ付け」を指示。これらの内容からドコモショップで渡されたメモであることが推測できます。

 ちなみに「いちおしパック」は、「スゴ得コンテンツ(380円/月)(記事中全て税別表記)」「my daiz (100円/月)」「クラウド容量オプションプラス50GB(400円/月)」をまとめて計880円/月かかるものを、割引によって500円/月でまとめて加入できるというもの。

ドコモ公式サイト内の説明。割引後のグラフがおかしい。また本件の「バックアップ」だけならそもそもスゴ得とmy daizは必要がない)

 「Disneyベタ付け」は、NTT docomoの提供する高額オプション、月額700円の動画サービス「ディズニーデラックス(31日間無料)」を、ベタ付け(業界用語で客が不要でも抱き合わせで絶対つけろ)を指します。必要のない副商材・オプションのベタ付けやレ点商法から消費者を保護するため、改正後の電気通信事業法は携帯販売におけるオプションごとの丁寧な説明、契約書と書類手渡し、無料期間終了通知などを求めていますので、実際の「ベタ付け」の状況如何では同法への抵触の疑いも出てくるのかもしれません。

 当該ショップの運営会社はNTT docomo以外にも、KDDIやSoftBank・Y!mobileの携帯キャリアショップを全国で数百店舗展開している老舗の代理店とのこと。

 本件を報じたITmediaのねとらぼによると、ドコモ広報部は不適切メモを渡したことは事実であると認め、店舗を指導、再発防止に努めるとしています。

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