かつての携帯電話ブランドの雄、ノキアですが、最近とんと実機を目にすることがなくなってきました。現在はフィンランド企業HMD GlobalがNokiaブランドのスマートフォンをリリースしています。
中国IT之家がCounterpointの調査を元に伝えたところによると、HMD Globalは昨年Nokia 7.2やフラッグシップのNokia 9 PureViewなど数機種を発売したものの、「スマートフォン事業は非常に厳しい1年となった」そうです。
HMD Globalは2019年通年で1290万台のNokiaブランドスマートフォンを販売したにとどまり、18年の1759万台から27%の下落になったとのこと。
HMD Globalは昨年米国市場に進出したものの、中国市場は新製品のリリースが少なかったことと、競争が激しい為、損失を計上することになったといいます。
Nokia 6.2とNokia 7.2のリリースも大きな効果はなく、年末の四半期は2017年第3四半期以来最悪の四半期となり、販売台数は前年同期比で41%下落し、僅か280万台になったそうです。
「ダメだと言っても、1000万台はまだ割っていないんだ」と驚くニュースでした。