サムスンが1億5000万画素のカメラセンサーを開発していることが明らかになりました。サムスンは、唯一のスマートフォン向け1億800万画素のセンサーを製造しており、自社のGalaxy S20 Ultraや、XiaomiのMi Note 10などに用いられています。
この1億5000万画素のセンサーは、9-in-1 Pixel Binningに対応し、暗い場所においてこれを適用した場合、1600万画素の画像を出力することが可能です。
そして、センサーサイズも1億800万画素モデルの1/1.33インチからアップグレード。1インチセンサーとなります。これは、Nokia 808 PureViewが使用していた1/1.2インチセンサーよりも大きくなります。比較するとコンデジと同サイズになりますね。
今年の第4四半期に、Xiaomiがこの1億5,000万画素のセンサーを搭載した製品を発表するようです。おそらくSamsungのフラッグシップモデルにも搭載されることでしょう。
SONYやHuaweiはこの画素を増やしていくことに対して異を唱えており、センサー開発のライバル同士、逆方向に舵をきっている形になっています。
Pixel Binning技術がどのくらい優れているものなのかわかりませんが、Pixel Binningよりシンプルにセンサーサイズが大きく、画素数はそこまで高くない、それこそ一眼とかコンデジとかで使われているようなセンサーを積むのもありだと思います。それよりも高画素化、というのはやはり「108MP」みたいなフレーズのインパクトを期待しているんでしょうか。