シャープは、中国メーカーOPPO(Guangdong OPPO Mobile Telecommunications Corp., Ltd)およびその日本法人にあたるオッポジャパン株式会社に対し、特許侵害訴訟を提起したと発表しました。
侵害していると判断したのは スマートフォンの通信技術に関するシャープの複数のLTE関連特許。
2020年3月6日、 OPPOをドイツのミュンヘン第一地方裁判所およびマインハイム地方裁判所に、 さらに3月6日、3月9日にオッポジャパン株式会社を東京地方裁判所に、特許侵害に基づく損害賠償請求訴訟を提起したとのこと。
これはOFDM信号に関する特許技術の侵害により複数機種の販売差し止めを求める訴訟に続くものです。
シャープは保有する知的財産権を重要な経営資源と位置付けており、 知的財産権侵害には常に厳正に対処するとしています。