海外サイト「Huawei Central」は、次期Huawei P50が「液体レンズ(Liquid lens)」を採用する初のカメラスマホになる可能性があると伝えました。
それによるとHuaweiは中華人民共和国国家知識産権局(CNIPA)に、液体レンズに関するカメラモジュールの特許を2019年12月25日に申請。2020年4月7日に承認されたのこと。
光学ガラスではなく液体をレンズに使用。機械的または電子的に調整して形状を変更することで、フォーカス・焦点距離・被写界深度の変更をより迅速に行えるメリットが想定されます。特許文書によると、この構造によって得られる恩恵は、オートフォーカスと画像安定化。さらにこの構造は衝撃や落下によるモーターの安定性と信頼性を向上するとのこと。
機械で液体を採用というと、磁性流体スピーカーを思い出してちょっとワクワクしますね。液体採用のカメラは顕微鏡やプロ向けのドローンなどで採用例がありますが、スマホへの採用はまだありません。