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お手軽音質向上。TaoTronics 社のミニサウンドバー「TT-SK025」

 普段あまりレビュー記事をあげない私ですが、バーシアターはけっこう取材したことがあり、「数千円台のバーサウンドって、どんなもんなんだろう」と気になったので、今回ご紹介することに及びました。

 というわけで今回レビューするのは、製品提供していただいたTaoTronics 社のミニサウンドバー「TT-SK025」。

 まずは作法通り開封してみましょう。

 机が黒いので、何がなんだかわからなくて恐縮ですが、AUXケーブル(オス・オスのイヤホンジャックがついた線)、電源アダプター、説明書(日本語あり)同梱。

 「どう写そう?」と少し悩んだのですが、なにせサウンドバーなので、当たり前ですけど外観は見ての通りタダの黒い棒です。一時期やみくもにアクセントをつけてみたりするメーカーもありましたが、デザインはこれでいいんじゃないですかね。メーカーロゴも、わりと「カッコいい」と言っていいと思います。

  サイズ感としては、16インチ液晶ディスプレイと同じくらいの横幅でしょうか。

 さて、使用方法ですが、イマドキの製品として当然、Bluetooth対応。

 デフォルトがBluetoothモードなので、電源を入れるだけで、端末側に「使用可能なデバイス」として表示されます。

 さて、特に何の問題もなくBluetooth接続できましたが、この場合サウンドバー側面のボタンにより、ボリューム調整、前の曲/次の曲、再生/一時停止といった操作が可能。

 「ん、なんで私の手元にスマホがあるのに、このボタン押すの……?」と、少しよくわからなくなりましたが、例えば、机に据え置きのPCと接続して、リビングスペースにこのスピーカーを設置といった使い方もできるでしょう。とりあえず、PCの後ろにおいてみることに。

 音質ですが、とりあえず低音をみるために「軍艦行進曲(海上自衛隊東京音楽隊)」をかけてみました。

 ノートPCのスピーカーよりちゃんと出せているのは当然ですが、このサイズのステレオスピーカーよりはいい印象。

 「サブウーファー入っているようには見えないけどなあ」と思いつつ本体を眺め回したあとで製品情報を見ると、低音増強振動板ユニットのパッシブラジエーター(ドロンコーン)で低音を出しているんですね。

 どういう原理かはいいとして、サウンドバーでけっこう使用される技術のようで、当然サブウーファーつきには敵わない(そもそも価格帯が違いますね)ものの、わりといい仕事をしてくれます。すごいぞパッシブラジエーター。

 おそらく「コンポを組んだりしたいガチ勢ではないけど、スマホやノートPCのスピーカーより良い音がいいな」というニーズだと、このサイズ感でこの価格感なら、丁度いいのではないでしょうか。

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