Samsungは昨日、未発表の Galaxy Tab S7+ 5G(SM-T976B)のものとみられるサポートページをSamsung Germanyのホームページに掲載しました。
ページは現在は削除されており、何らかの原因で誤って掲載されてしまったものと見られます。このサポートページの掲載は、Galaxy Tab S7シリーズの発表が近づいていることを示唆しています。
Galaxy Tab S7シリーズは、前モデル Galaxy Tab S6の後継機で、8月開催の公式イベントGalaxy Unpacked 2020で発表されることが予想されています。
Galaxy Tab S6同様に本体背面にSペンを搭載するとされています。Galaxyの武器であるSペンが本体に付属している点は、別途高価なApple Pencilの購入の必要があるiPadと比較するととても大きな強みであるとも言えます。
ディスプレイには、Galaxy Tab史上初のリフレッシュレート120Hzに対応した有機ELディスプレイを搭載する模様です。これはGalaxy S20シリーズの後を追って搭載される形となり、リフレッシュレートが上がると画面スクロール時などの滑らかさが上がります。前作のGalaxy Tab S6がiPad Proと比較される際の大きな点でもあったためだけにユーザーの評価は高くなりそうです。
またプロセッサは、Galaxy S20シリーズなど多くのハイエンドスマートフォンに搭載されている Snapdragon 865 の後継機である、Snapdragon 865+を搭載し、一部の国ではGalaxy Tab S7+の5Gモデルが販売される予定です
Androidタブレット市場は縮小傾向にあり、特にハイエンドに関しては選択肢がほとんどなく、iPad Proに太刀打ちできない状況です。Huaweiがハイエンドタブレット「MatePad Pro」を日本市場にも投入したものの、制裁によりGMSが無いため存在しないのも同然であるため、今回のGalaxy Tab S7シリーズの高リフレッシュレート、ハイスペック、5G対応 はAndroidタブレット市場にとって救いの一手にもなり得ます。
気になる日本向けの販売に関しては、今のところ情報がなく不明ですが、なんとか発売して欲しいところですね。