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コスパスマホGalaxy A7レビュー。

 Rakuten Mobileから発売されているGalaxy A7を購入しました。このGalaxy A7は、もともと税抜3万8000円で販売されていましたが、4月に定価が55%オフの税抜1万7000円まで値下げされました。さらに、5月1日以降に回線契約をした人を対象に、1万5000ポイントバックのキャンペーンを行っています。回線と同時購入の必要はなく、契約後、端末のみの購入でもポイントが付与されます。

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Rakuten Mobile

外装、内容物をチェック

 外装からおしゃれ。低価格の端末とは思えない豪華さがあります。

 内容物は以下の通り。Galaxy A7本体、ACアダプタ 、Micro USBケーブル、クイックスタートガイド、SIM取り出しツール、OTG対応USB変換アダプタが同梱されています。

 本体の外観をチェックしていきます。今回購入したのはゴールド。iPhoneのローズゴールドとも、Galaxy Z Flipのミラーゴールドとも違った、落ち着いていておしゃれなカラーです。

 背面素材はガラスで、非常に光沢の強い仕上がり。内側の金属の反射と若干角度が違うので、2重に反射するのがとてもきれい。

 重量バランスが悪いのか、ガラスの滑りがいいのか、びっくりするくらい滑りやすいです。諸事情で写真は掲載できませんが、電気スタンドの設置部分の一見フラットに見える部分でも滑っていきます。

 重量は168g。175gのGalaxy S10+と比べると当然のことながら軽く感じますが、横幅が大きいため、片手で端まで操作するのはかなり難しいです。しかし、以前紹介した片手でGalaxyを操作できる「OneHand Operation+」を用いると問題ありません。

 イヤホンジャック搭載なのはいいポイントです。しかし、端子はMicroUSB。ここはもう少し頑張ってType-Cにしてほしかったところです。

 指紋認証と電源ボタンが一体になっています。筆者が使うGalaxy端末の中では初の指紋認証一体型。精度はいいですが、時折認証に失敗する場面も。

 カメラは縦配置。上から、深度測位カメラ、2400万画素メインカメラ、超広角カメラです。

 ディスプレイには有機ELが採用されており、Galaxyならではの美しい画面表示を体感できます。正直このディスプレイを搭載したスマホが1万円台なんて信じられません。

 有機ELを採用していることもあって、主にGalaxyのハイエンドモデルで提供されている、端末上に時刻などを常に表示しておくことの可能な「Always On Display」も使用できます。

 FeliCaには非対応なところが少し残念です。NFCには対応。

カメラ

 Galaxy A7はトリプルカメラを搭載しています。メインカメラの画素数は2400万画素、超広角カメラは800万画素、深度測位カメラは500万画素。この機種は、Galaxy S10の2018年末、グローバル市場で発売された端末です。今回は、Rakuten Mobileでも販売されているそのGalaxy S10シリーズの端末と比較していきたいと思います。(Galaxy S10+を用いて撮影していますが、Rakuten Mobile発売のS10とカメラ品質は変わりません。)

食事

  S10とA7の食事写真を比較するとこんな感じ。A7は色がかなり盛られている印象を受けます。SNS映えを狙うにはA7のほうがいいのかもしれません。

 このスイーツは若干暗いところで撮影したのですが、S10は明るく撮れましたが、それに対してA7はちょっと暗いですね。

 どちらの機種にもシーン判別機能(Scene Optimizer)が搭載されているのですが、Galaxy A7の方は少し判別までにかかる時間が長いように感じました。また、かざしても反応が鈍いこともありました。これは、7月中旬に予定されているアップデートで改善されるだろうと思います。

風景

 建物と空を含めて撮影してみました。Galaxy A7のほうはだいぶ美化された印象を受けますが、S10の方はかなり重めの色合いになっている印象を受けます。この写真に関しては好みが分かれるのではないでしょうか。

 次は逆光の状態で撮影しました。Galaxy A7のHDRの利きが弱いのか、空に焦点を合わせると建物が暗く、道路側に焦点を合わせると空が白飛びしました。

 比較するのがかわいそうなくらいですが、次の写真はGalaxy S10+で撮影した1枚。HDRのおかげで、空も建物も色つぶれすることなく、しっかりと質感を再現できています。HDR性能はGalaxy A7は全くGalaxy S10に及びません。

 A7の方が色味がきれいな印象を受けます。S10はだいぶ黄味がかかっているような気がします。A7は花のピンク色が強調されていて美しさが伝わってきます。精細さはS10の方が上に見えます。

夜景

 Galaxy A7にナイトモードは搭載されていませんが、F値1.7のレンズのおかげで夜でも非常に明るく映ります。

ズーム

 光学式の望遠レンズを搭載していないこともあり、デジタルズームは最大4倍。この程度の距離ならあまり差は出ませんが、ズーム性能にはあまり期待しないほうがいいと思います。色合いもかなり違っていますね。

スペック

 GeekBench、3DMarkを動かしてみました。Galaxy A7のプロセッサはExynos 7885です。

 同程度の価格のGalaxy A20のGeekBenchはシングルコアがおよそ230点、マルチコアが830点程度なので、1万円台のスマホとしては十分すぎるスペックですね。Google Play Storeから削除されてしまったため、参考資料としてですが、AnTuTuベンチマーク8.4.0のスコアを載せておきます。Rakauten Miniとは5万点ほどの差があります。

まとめ:これが1万円⁉

 ここまでの端末が税込1万8700円で買えるのはびっくりです。ディスプレイの美しさやカメラ性能など、どれをとっても1万円台で購入できるスマートフォンとは思えません。端末のアップデートが配信されないことを除けば、素晴らしい端末だと思います。7月中旬にアップデート予定との情報がRakuten Mobileから公表されましたが、それ以降のことについても保証してもらいたいところです。

 Rakuten Mobileでは、Galaxy A7などの端末の購入者を対象に1万5千ポイントバックキャンペーンを行っています。特にGalaxy A7の場合は端末の代金が税込1万8700円なので、オンラインの手続きでもらえるポイントバックを含めると、実質700円で購入することができます。さらに招待コードを用いて契約すると実質-1300円となるので、かなりお買い得、どころか買わないと損といえます。

 SNSの利用がメインでゲームなどをあまりしない人、それなりのカメラ性能を求めるけど安く抑えたい!という人にはかなりおすすめできる1台です。また、サブ機としてコスパの良い端末が欲しい!という方にも非常におすすめできる端末です。

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