テレビ、また「SIMカードロック」を全国地上波で紹介。TBS放送「金スマ」にて すまほん!!

 民放テレビ局TBSは、2020年7月10日20時57分から、「金スマ(中居正広の金曜日のスマイルたちへ)」を地上波放送しました。TBS系列で日本全国に放送。

 今回の番組は「本当にあった!スマホを落としただけなのに」という内容。この中で、対策方法の一つとして、SIMカードのPINロックを変更する方法が紹介されました。

 このSIMカードにPINロックをかける機能は、ガラケー時代からあり、他者からの悪用を防ぐための機能ではありましたが、失敗するとSIMカードが使えなくなるリスクがあります。

 同様にテレビでのSIMカードPINロックを紹介してしまった番組としては、つい先日の「世界一受けたい授業(日本テレビ)」があります。SIMカードがロックされてしまい使えなくなったとの視聴者の報告が、SNS上で相次いでいました。「世界一受けたい授業」でも今回の「金スマ」でも、元埼玉県警察本部刑事部捜査一課警部補の刑事コメンテーター佐々木成三氏が登場していました。

 ただし今回の「金スマ」の番組内では、携帯三社の初期PINコードを紹介、3回間違うとスマホが使えなくなると注意しつつ「SIMカードをロックする方法 番組ホームページにて詳しく解説」として、詳細な手順を公式サイトにて説明する形でフォローしていました。

(大手3社のAndroid/iOSでのSIMカードロックの詳細な手順が公式サイトに掲載。『世界一受けたい授業』を反省してか配慮が見られる)

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 なお、PINを3回間違うとPUKコードが必要となり、PUKコードを10回間違うと、ショップへ行って税別3000円の手数料を払ってSIMカードの再発行が必要になります。

 PUKコードについて、番組公式サイトに記載はありません。携帯各社のPUKコードの確認方法は以下の通り。

 現在、紛失盗難時にはキャリアに連絡すればSIMカードの利用停止が遠隔で可能であることなどから、SIMカードロックはほとんど使われない過去の手法になっています。せいぜい海外渡航時に盗難紛失対策を厳重に行いたい一部上級者が使う可能性があるのみ。

 ふと忘れた頃に再起動時のPIN入力で失敗するなどのリスクの方が大きいことから、リテラシーの低い層に対して全国地上波で積極的に紹介する性質の対策法ではないでしょう。上級者以外はくれぐれも安易に実行しないように注意して下さい。

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