海外サイトAndroid Policeは、匿名の情報源からのリークを元に、米携帯キャリアT-Mobileの内部文書を公開しました。
それによると、2020年8月4日以降、T-Mobileは新規開通の条件に「Voice over LTE(VoLTE)」対応が加わるとのこと。
従来のような回線交換は用いずLTEデータ通信上で音声通話を行うことで、高品位な通話が可能となったのがVoLTEです。
さらに2021年1月以降、VoLTE非対応端末はT-Mobileを利用不能になるとのこと。半年後の話ですね。
影響を受けるユーザーには通知するテキストメッセージが送られるとのこと。この変更はT-MobileのMVNO、Metroにも影響。
本件について、T-Mobileは声明で認めました。それによると、5Gネットワーク構築の一環として、古い技術を段階的に廃止、新規開通にはVoLTE対応デバイスが必要となるとのこと。一方で、具体的な日程への言及は避けました。
VoLTE非対応端末は、通話を3G回線で行っているため3Gサービスが終了すると利用できなくなります。日本国内では、NTTドコモが2026年3月31日に、KDDIが2022年3月末に、SoftBankが2024年1月下旬に終了します。