中国メーカーXiaomiは、最新フラッグシップスマホ Mi 10 Ultraを中国国内向けに正式発表しました。Mi 10 UltraはXiaomiブランド初となるUltraを冠する、Xiaomiブランド10周年記念モデルとなっています。カラーバリエーションはセラミックブラック、シルバー、透明板。
デザイン
Mi 10 Ultraは左裏にカメラがあるパンチホール式ディスプレイを採用。背面は鏡面仕上げ。高級感がありますね。背面カメラ部分が特徴的で、でっぱりは大きめ。
Here’s the first look look of Mi 10 Ultra, while seeing the experience was cool. (1/2)
Via – https://t.co/ozRkqzViTt#Xiaomi #Mi10Ultra pic.twitter.com/UzBLsQYCya— Rudhra Nandu (@rudhranandu) August 12, 2020
カメラ・DXOMARKで最も高い130点を獲得
背面カメラはクアッドカメラ。メインカメラ、ペリスコープはともに4800万画素。そのほか、1200万画素の望遠カメラ(光学2倍)、2000万画素の超広角カメラ(128°)を搭載。メインカメラには大型、 1/1.32型のセンサーを利用しており低照度での撮影にも期待できます。
さらに、Mi 10 Ultraは最大120倍ズームに対応。120倍という倍率はスマホカメラ史上最大の倍率となります。参考までに、これまでの最高倍率はGalaxy S20 Ultraの100倍でした。
Mi 10 Ultraのカメラ性能は、カメラ評価機関DXOMARKでも高く評価されており、過去最高となる130点を記録。これまで最も高く評価されていたP40 Proの128点を2点上回っています。
バッテリー
Mi 10 Ultraのバッテリー容量は4500mAh。業界トップクラスとなる120Wの急速充電に対応しており、僅か5分の充電で0%から41%まで充電可能。0%から100%までは23分で充電できるということです。
ちなみに、OPPOやVivoも120Wほどの急速充電に対応したデバイスを今年いくつか投入予定です。120Wの急速充電というと非常に速く感じますが、中華系ハイエンドスマホではこのくらいが主流になるかも?
その他、Mi 10 Ultraは50Wの無線充電、10Wの逆充電に対応しています。有線・無線ともに充電速度は高速。
ディスプレイ
6.67インチ(1080 x 2340)の有機ELを搭載。両端がカーブしたディスプレイとなっています。
リフレッシュレートは120Hz。一般的なスマホと比べ2倍滑らかに描写することができます。タッチサンプリングレートは240Hz。
その他スペックは以下の通り。
OS | Android 10, MIUI 12 |
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CPU | Snapdragon 865 |
メモリ | 8/12.16GB |
容量 | 128/256/512GB |
画面 | 6.75型 ( 1080 x 2340 ) |
カメラ | 4800万画素+4800万画素+1200万画素+2000万画素 |
インカメラ | 2000万画素 |
電池 | 4500mAh |
寸法 | 162.38 x 75.04 x 9.45mm, 221.8g |
その他 | 120W有線、50W無線、10Wリバース、画面内指紋認証 |
中国国内では8月16日より発売。価格は以下の通り。
- Mi 10 Ultra(メモリ8GB、ストレージ128GBモデル):5299元(日本円で約8万1400円)
- Mi 10 Ultra(メモリ16GB、ストレージ512GBモデル):6999元(日本円で約10万7500円)