Sonyの次期ハイエンドスマートフォン「Xperia 5 II(仮称)」のレンダリング画像が発見されました。
これはリーク情報投稿サイト「/Leaks(スラッシュリークス)」にて、ユーザー「UDAGAWA AKO」が投稿したもの。ユーザー名は「ガールズバンドパーティ!」のキャラクター宇田川あこに因んだものと思われます。このユーザーは認証機関、ベンチマークのスクリーンショットやリーカーの画像を貼り付けているだけで、特に情報源を有しているようには見えません。単にAlibabaのサイト上で見つけたページと商品画像を貼り付けただけのようです。
上部にはマイク穴とイヤホンジャックの穴があります。Xperia XZ2~Xperia 5では廃止されていたイヤホンジャックが、Xperia 1 IIでは復活しているので、Xperia 5 IIでも復活するとすれば順当なところ。
一方で、指紋認証センサーと物理シャッターキーの間に、ボタンの存在を確認できます。昨年モデル同様、側面指紋認証センサーと電源ボタンは兼用ではなく、別個に配置されているのかもしれません。
そもそもツァイスTスターのロゴごとカメラ突起が逆など、雑すぎるレンダリングなので、信憑性は不明です。カメラ部分はXperia 1 IIのレンダリングから切り貼りしたのでしょう。
ただ、サードパーティがいち早くスマホのアクセサリーを売るため、未発表機種の部品配置や寸法情報を手に入れ、レンダリングやモックアップを作成、アクセサリーの開発を進めるのは、よくあること。なので、これが正確な情報に基づくものだとすれば、細部の正確性はともかく「どこに穴をあけておけば、カメラやボタンはたぶん問題なく使える」といったものになっているはず。
Xperiaユーザーとしては、側面指紋認証センサーは電源ボタンを兼ねていると使いやすく安心感を覚えます。ただ一般的なスマートフォンは、生体認証と電源ボタンが別個に搭載されているものであり、別個になっているからといって大きな問題は生じないはず。
ユーザーとして頭をよぎる懸念点は、昨年のXperiaの電源ボタンとは別に配置された側面指紋認証センサーの評判が悪かった、ということぐらいでしょうか。台湾EgisTech(神盾)の供給する指紋認証センサーは、精度の悪い個体の報告が多数ありました。
なお、昨年モデルのうち、電源ボタン内蔵側面指紋認証センサーを搭載したXperia 8は認証精度は評判良し。今年のXperia 1 IIの電源ボタン内蔵側面指紋認証センサーはCrucialTecによる供給で、認証精度は問題なし。ミッドレンジのXperia 10 IIは、当サイトの解析結果では、引き続きEgisTechが供給しますが、Xperia 10とは異なり電源ボタン兼用となっており、こちらも認証精度にさほど問題はないようです。
指紋認証センサー
— すまほん!!5G (@sm_hn) August 17, 2020
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