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「Xperia 10 II」を解析。カメラやパネルはほぼサムスン

 今回、Sonyの新型スマートフォン「Xperia 10 II(エクスペリアテン マークツー) XQ-AU51 / XQ-AU52」のカーネルソース等を元にハードウェア構成を解析しました。

 Xperia 10 IIのプラットフォームは「Seine(セーヌ川)」、コードネームは「PDX-201」であることがわかります。

 解像度FHD+(2520×1080)の有機ELパネルは、Samsung製となっています。

 今回の側面指紋認証センサーは、Xperia 1にも提供していた台湾のサプライヤーEgisTech(神盾)が供給。型番は「EgisTech ET580」となります。Xperia 1 / 10は指紋認証の精度や速度が悪かったですが、Xperia 10 IIでは、今のところまずまずの精度と速度で、とりあえず使えています。

 カメラ構成は以下の通り。

  • 前面: Samsung S5K4H7YX
  • 広角: Samsung S5K4H7YX
  • メイン: Sony IMX486
  • 望遠: Samsung S5K4H7YX

 メインカメラ以外はすべてサムスン製という結果に。

 1200万画素のIMX486のセンサーサイズは1/2.9型であり、画素あたりのサイズは小さく、上位モデルほどは低照度撮影は得意ではないものと考えられます。IMX486はZenFoneやRedmiなどの廉価帯スマホに採用例があります。

 Xperia 1 IIでは、新たなSony製の1/1.7インチセンサーながらも画素数を1200万画素に抑えたことで1.8μm画素ピッチを確保、レンズはZEISS T* coatingなど、カメラ部分にもこだわっていますが、Xperia 10 IIは廉価モデルだけにそこは割り切りを感じます。3万円台後半~4万円台半ばの機種と考えればこんなものでしょう。

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(編集協力: ぜり)

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