インドの91mobilesは、リーカーIshan Agarwal氏の情報をもとに、Samsungの次期「Galaxy S21 Ultra」の基本仕様について伝えています。
91mobilesは全体的に微妙な記事が多いですが、リーカーと組んだ一部記事には的中例があります。今回情報を提供したIshan Agarwalは、Android関連を中心に活動する新進気鋭のリーカーで、当たっている例もあれば外れた例もあります。有名リーカーらと比べればそれほど信頼性は高くありません。
記事によると、Galaxy S21 Ultraは6.8インチのDynamic AMOLED、5000mAhのバッテリーを搭載とのこと。前モデルS20 Ultraとほぼ同じ数値です。
また、1億800万画素のメインカメラと4000万画素のインカメラを搭載するそうです。これもS20 Ultraと同じですね。以上がIshan Agarwal氏の情報です。
なお、S20 Ultraのカメラ構成は、1億800万画素のメインカメラ、1200万画素の超広角カメラ、4800万画素の望遠カメラ、深度測定用カメラの4眼となっています。
ちなみに先日OnLeaks氏によって作成された立体想像図(3Dコンセプトレンダリング画像)が以下。背面に4つのカメラを搭載、その他3つの構成は不明です。
そのほか、世に伝えられている噂としては、Galaxy S21 Ultraは画面端が湾曲しているエッジスクリーンが搭載されるとされている一方で、Galaxy S21/S21+はエッジスクリーンではなくフラットスクリーンが搭載されるといったものも。
さて、筆者が気になったのはズーム倍率。S20 Ultraでは100倍ズームに対応していましたが、Note 20 Ultraでは50倍ズームまでとなっています。S21シリーズではどうなるのでしょうか。電池やメインカメラが従来どおりとすれば、他の部分で新たな特徴や進化に期待したいところです。
Samsungはこれまで2月に製品を発表し、3月に発売するというスケジュールが慣例でしたが、今年のGalaxy S21シリーズではこれまでにない1月に発表するという噂もあります。Samsungとしては、米国の制裁によってスマートフォン製造において大きな不利益を被るHuaweiからのシェアを奪いたいという思いがあるのかもしれません。続報に期待しましょう。
(編集・校閲: ivara)