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ポケットサイズの360度カメラ「Insta360 ONE X2」登場!機能充実、防水で電池長持ちに進化

 Insta 360は、新製品「Insta360 ONE X2」を発表しました。価格は5万5千円。

Insta 360とは

全天球カメラ

 あまり詳しくない人向けにまずは説明します。

 全天球(360度)カメラといえば、その名の通り360度全方位に写真が撮れるというもの。これで「ああ、Googleストリートビューのアレみたいな感じね」とイメージできた人も多いかと思います。

 民生用全天球カメラといえばNikonが2000年頃に発表したものの、その後続かず、2013年にRICOH THETAがシリーズ化することで復活した印象。

Insta 360とは

 2014年、中国深圳でShenzhen Arashi Vision社株式会社が創業。同社のカメラブランドがInsta 360です。360度カメラの開発製造で成長。

 現在、360度カメラの世界シェア第1位は、NikonでもRICOHでもなく、なんと第1位がInsta 360に。170カ国で販売、世界5拠点に500人の社員を抱え、社員のうち60%がR&D/エンジニア。つまり常に研究開発にリソースを割いて成長を続けています。

 個人向け製品だけではなく、企業とも提携。LeicaやAdobe、Matterportとの連携のほか、NASAがInSight火星着陸でInsta360 Pro/Pro2を使用したほか、Googme Mapストリートビューで自動車に取り付け可能な資格を取得など。

新製品 Insta360 One X2

 3ラインナップのうち、アクションカメラの新製品。ポケットサイズの「Insta360 One X2」。

(小さい!幅46.2mm、高さ113mm、厚み29.8mm、重量149g)

 1800万画素 F2.0カメラを搭載。5.7K 360度ビデオ、IPX8防水、タッチディスプレイ、AIビデオ編集に対応します。前モデルの機能を踏襲しつつ、新たに機能追加を図ったモデルとなっています。

 強力な手ブレ補正、自撮り棒の先に装着して撮影した場合に自撮り棒を消す機能、360度で取っておいてリフレーム、残像分身など、便利な機能を搭載。手ブレ補正を備えた映画のような映像をどこでも撮影できます。

 さらに、10以上の画期的な新機能を追加。

 片面レンズだけ使用して普通のアクションカメラのように使用するステディカムモード、動く被写体を追尾し続けるディープトラッキング、マイクを4箇所搭載し音の方向を認識できる360度音声収録、風切り音低減、2つの異なる画角とズームレベルの映像を両方撮影できるマルチビューモード、超広角パノラマ撮影Insta Panoなど、実に多種多様な機能を備えます。

 前モデルOne Xにはなかった10m防水にも対応。ケース不要で防水対応。

 また、水中かすみ防水に対応。海の中でも、AI補正で晴天下のように鮮やかな色に補正できます。

 タッチスクリーンは4割大型化し、操作性が向上しています。

 電池持ちは1050mahから1630mAhへ大幅増量。57%長い撮影時間、最長80分を実現とのこと。交換式バッテリーなので、予備電池を充電しておいて現地で交換することもできますね。防水になったことで気軽に利用できるシーンも増えています。

 2018年モデルは画面が小さめ。最新モデルのOne X2では、画面が非常に大きくなってます。初めて触る人には少しとっつきにくい操作体系なのですが、画面が大きくなったことで、敷居が低くなったかな?と思います。やはり大画面は正義。ちなみにスクエア形状にしない理由としては、上部のカメラとのデザインの調和を優先したとのこと。

(一番左が2018年モデルONE X、中央がONE X2。右がONE R)

 モジュール式の既存製品「ONE R」も、360度モジュールはあります。ONE Rは高いカスタマイズ性ゆえに、交換の手間が生じますが、ONE X2ならポケットからすぐに取り出して360度撮影が可能。

 カジュアルに360度カメラに挑戦してみたい人、ぜひ検討してみて下さい。

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