2021年、Samsungが3つの折りたたみ式スマートフォンを発売する可能性があるとGalaxy Clubが伝えています。
3モデルは、「Galaxy Z Fold 3」「Galaxy Z Flip 3」そして「折り畳み『廉価モデル』」とのこと。
ディスプレイ業界に精通するRoss Young氏は、3つ目の折りたたみ式廉価スマホは、縦折り式の「Galaxy Z Flip Lite(仮称)」になり、このモデルはLTEのみ対応と予測します。
既にQualcommのハイエンドSoCの通信モデムは5Gに対応しており、新しいSoCを搭載する限りは必然的に5G対応となります。もし「Galaxy Z Flip Lite(仮称)」がハイエンドSoCを搭載しながら4Gまでの対応に限るとすれば、5G非対応構成のある旧型SoC、たとえばSnapdragon 855 Plusを搭載するという手が考えられます。これは「初代Galaxy Z Flip」にも搭載されていたSoCです。こうした主旨はSamMobileも指摘するところ。
総合して推測すると、縦折り式の直系「Galaxy Z Flip 3」にはSnapdragon 888 5Gが搭載され、その廉価版であるバージョン「Galaxy Z Flip Lite(仮称)」には型落ちハイエンドSoCが載る可能性がある、といったところでしょう。
現行最新のGalaxy Z Flip 5Gは、外観こそ高級感はありますが、カメラモジュールが2019年モデルからの使い回しなど、コストダウンの努力も見られます。2021年はSoCや通信規格でもコストダウンを図り、端末価格を引き下げてくるのかもしれませんね。続報に期待しましょう。
(編集・校閲: あいばら)