MagSafeを最大限に活用できるモバイルバッテリーを購入しました。レビューします。
本製品はワイヤレス充電に対応したモバイルバッテリー。しかしただのモバイルバッテリーではなく、iPhone 12シリーズで新たに搭載されたMagSafeに対応したモバイルバッテリーです。そのため、背面に取り付けるだけで充電できるスグレモノ。
内容物はモバイルバッテリー本体と、取扱説明書(中国語・英語のみ)、金属製リングのみ。別途充電用ケーブルは付属していないようです。
付属品の金属リングは対応していないデバイスに貼り付けることで、MagSafeのように磁石で取り付けて充電を行うことができます。
入力端子はなんと、LightningとUSB Type-Cの両方に対応。出力はもちろんUSB Type-Cのみ。
背面はプラスティックのサラサラした質感です。ゴムやシリコンのような滑りにくい質感ではありません。
Lightningを用いて充電したときは最大5V2Aの10W、USB Type-Cの場合は最大9V2Aの18Wに対応。出力はUSB PDに対応し、5V2.4A、9V2A、12V1.5Aに対応。5V3Aに対応していないので、一部デバイスはUSB PD時に充電されない場合があります。
ワイヤレス充電は最大15Wに対応。MagSafeの対応最大値なので文句なし。
正面の金属のラインはなんとスタンド機能を搭載しています。ただのMagSafe対応モバイルバッテリーでは終わりませんね。ただのおまけかと思っていましたが、割としっかりしています。長時間動画を見ていてもMagSafeが外れることはなさそうです。
iPhone 12 Pro Maxにつけてみました。MagSafeで充電したときにしか表示されないリングの表記を確認できました。
背面につけているときはこんな感じです。スマホ2台を重ねたくらいの厚さなので、それほど気にならないです。
もちろん、MagSafe対応ケースならしっかりくっつきます。
唯一気になるのは「ズレ」。充電はしっかりされるものの、MagSafeの円を軸に回転するようにズレます。充電しながらかばんに放り込むとかばんの中でズレていったりすることもあるかな、と思います。
USB Type-C、Lightningの両端子に対応し、MagSafeにも対応した文句ない製品。価格もたった3000円弱と買いやすい価格も魅力。ケーブルレスで使えるのでカバンの中がよりコンパクトになりますね。また使わないときは取り外せるので、バッテリーケースよりスマートです。
先程確認したところ、スタンド機能がないモデルも登場していました。こっちはアルミ風でiPhoneとよりマッチしそうです。