9to5Googleは、Android 12に「背面ダブルタップジェスチャー」が追加されると伝えました。
この機能は、昨年、Android 11 Developer Previewの最初のリリースで発見。Pixelスマートフォン用の機能として開発されていることが発見されていました。
機能の開発コードネームは「コロンバス(Columbus)」。米映画「ゾンビランド」の登場人物にちなみます。続編の「ゾンビランド:ダブルタップ」副題は、作中コロンバスが自らに課したルールである「二度撃ちしてトドメを刺せ」に由来します。
この機能はデフォルトではGoogleアシスタント呼び出しになっていますが、タイマー停止やアラームスヌーズへの割当も可能とのこと。
Android 11で検討されていたコロンバスジェスチャーは、正式実装には至りませんでした。競合機能である握る操作「アクティブエッジ」はPixel 4a、Pixel 4a 5G、Pixel 5では削除されており、Android 12でコロンバスジェスチャーが実装されても不思議ではありません。
9to5Google曰く、以下の操作が可能になるといいます。特にスクリーンショット撮影やGoogleアシスタントは便利かも?
- Googleアシスタント
- スクリーンショットを撮る
- メディア再生を一時停止/再開
- 通知を開く
- 最近のアプリ一覧を開く
Android11 Developer Previewに対しては、ジェスチャーが過敏すぎて誤作動するとのフィードバックがありました。Android 12向けのダブルタップジェスチャーでは、背面へのしっかりとしたタップのみを認識するようにする調整され、機能の無効化も可能とのこと。
例年通りであれば、Android 12 Developer Previewも近いうちに登場するはずです。
仮に正式実装されるのであれば、現時点の情報からは利用可能機種がどうなるのかは判然としませんが、少なくともPixelスマートフォンで利用できる可能性は高そうです。しかしGoogle Pixelは国内外版を問わず、日本国内で利用すると国内キャリア基準でシャッター音が強制的に鳴る上に、シャッター音やスクリーンショット音が爆音で鳴る狂った仕様のため、個人的には誤作動した場合が怖いので、まず無音でスクリーンショットを撮影できるよう改善して欲しいです。(国内キャリアがメーカーに課している基準自体が根本的に不当だが、それでも各メーカーは国内版に『スクリーンショットだけ無音、念のため第三者カメラアプリを含めカメラアプリ使用時のみスクリーンショット撮影音を鳴らす』という独自実装もしており、単にPixelスマートフォンの出来が悪い、作りが雑)