2020年1月15日に発表された、サムスン電子の新フラッグシップスマートフォン「Galaxy S21」シリーズの国内版型番が、Bluetoothの技術認証機関であるBluetooth SIGを通過しました。
携帯端末の認証情報に詳しい国内ブログ「blog of mobile」によりますと、これらは2020年1月18日付で通過を確認したとのこと。認証を通過したのは、Galaxy S21 5Gとみられる端末「SM-G991D」「SM-G991J」と、Galaxy S21+ 5Gとみられる「SM-G996D」「SM-G996J」の4つで、いずれも未発表端末の型番です。メーカーの型番規則から、末尾にDのつく「SM-G991D」「SM-G996D」はNTT docomo向け、「SM-G991J」「SM-G996J」はau向けの端末であることがわかります。
これらの端末は、すでに総務省の技術基準適合証明を通過したことが確認されており、今後キャリア型番(SC-xxA・SCGxx)でも認証を通過する見込みです。なお、最上位モデル「Galaxy S21 Ultra」の日本向け端末は、現在のところ確認されていません。
「Galaxy S21」シリーズは、最近のSシリーズと比べると比較的安価で、デザインもスッキリしています。それに加え、高性能なSoC(Exynos2100またはSnapdragon 888)を搭載しており、性能もさらにアップしています。Galaxy S21シリーズの詳しいスペックについてはこちらをご覧ください。
例年、国内で取り扱われるGalaxy Sシリーズは、他社端末とともに各キャリアの3月の春・夏モデル新製品発表会で発表されます。サムスンは、例年2月の中旬にSシリーズの新スマートフォンを発表しますが、今年は1ヶ月前倒しでの発表となりました。そのため、今年はいつもより早く国内発表される可能性があります。
3月中旬は、新学シーズンでスマートフォンの新規購入需要が旺盛な時期。ただ、例年のGalaxy Sシリーズは3月の後半に発売され、新製品が発表されているものの発売はされておらず旧製品しか購入できなかったため、iPhoneなど他社端末に流れてしまうということも少なくありませんでした(筆者もその一人です)。もし発表が前倒しされれば、学生のユーザーも増加するかもしれませんね。国内版の発表が楽しみです。