朝日新聞はNTTドコモの井伊基之社長にインタビュー、「アハモ(ahamo)」は5分までの通話を無料とする部分通話定額を分離せず、2980円(記事中全て税別)のまま料金を据え置くと報じました。
これはアハモを開発している若手も部分通話定額は必要と主張している、お店の予約などで固定電話に掛けることから無料通話アプリだけでは完結しないといった理由があるとのこと。
NTTドコモが「新料金プラン」と銘打ち発表した事実上のサブブランドであるアハモは、オンライン申込み専用、20GB/2980円で衝撃を与えました。
一方で5分通話無料が抱合せとなっており、ここを突いたのがKDDIの「povo on au」です。通話従量制、5分通話無料をオプションとしたことで、2480円の価格を実現しました。武田総務大臣はこれを「最安値」と呼ぶことに釘を刺していましたが、SNSでの反響は「電話なんか使わない」との声が多数で、結局はSoftBankの対抗プラン「LINEMO」も5分通話定額を外して2480円に値下げ。
こうした背景があるので、アハモも2480円に対抗値下げかと注目されていましたが、朝日新聞の報じたところでは2980円が維持されそうです。
[ahamo-online]