楽天は、2020年度通期・第4四半期決算説明会を実施しました。四半期業績推移を見ると、楽天モバイルの基地局建設前倒しによる基地局関連コストが増加。
楽天モバイルの顧客獲得数は、2021年1月末時点で230万を突破、さらに2月8日時点で250万を突破するなど、ペースを加速しています。
質疑応答では、新プラン投入で損益分岐点が先になるのであろうことから黒字化タイミングを問われると、三木谷社長は依然として2023年と回答。新プラン発表以来申込者数は4倍へと成長、ARPUは変わるもののビジネスとして変動費は少ないので売上の損益分岐点は変わらない、タイミング前倒しの可能性もあるのではないかと述べました。
また2021年度設備投資・損失のイメージを訊かれると、楽天モバイル山田善久社長は赤字額は昨年よりは増えるものの底として、やはり2023年に黒字化と回答。
楽天モバイルへの投資額がかさんでいる印象ですが、決算発表内では、楽天モバイル加入者の楽天市場平均月間流通総額の増加やオフライン/オンラインでのクロスユース(他楽天サービス加入)促進を挙げ、楽天モバイルの楽天経済圏全体への貢献度の大きさを強調する場面が見られました。
楽天モバイルを契約する [AD] |
Rakuten Mobile |