Sonyが決算発表を実施、2020年度第3四半期(2020年10月~12月)の業績が明らかとなりました。
Sony Mobileを擁するエレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション(EP&S)分野は、売上高は前年同期比ほぼ横ばいで6490億円、営業利益は254億円増の1058億円に。通期見通しも上方修正。
ホームAV商品に対する巣籠もり需要、デジタルカメラの需要回復により、事業環境は改善。テレビは価格維持と高付加価値モデルへの販売シフト、オペレーション費用の削減により、高い収益性を確保。
スマートフォンに関しては販売台数が減少、減収に。前年同期は130万台。今期は100万台でした。一方でSony Mobileのオペレーションコスト削減により全体としては増益。
2020年度第3四半期に発売された新機種としては、MNOから「Xperia 5 II」、自社販路からSIMフリー版「Xperia 1 II」、MVNO等から「Xperia 10 II」があります。
なお、イメージング&センシング・ソリューション分野では、中国特定大手顧客(Huawei)に対するカメラセンサー出荷を2020年9月停止したものの、11月下旬以降一部出荷を再開、他社からの受注増により、通期業績見通しは上方修正となっています。
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